吉田みつひろです。
いつも皆様には大変お世話になっております。
本当にありがとうございます。
農林水産委員会の県内視察。
昨日の続きです。
美東の「(株)さんまいん」さんの取り組みの後、
竹繁茂防止緊急対策事業の現場へ。
本県の竹繁茂については、全国でも有数であり、
根をはり、生命力の強い竹の除去は困難を極めます。
その中で、急傾斜地など採算の合わないような竹林整備について
森林づくり県民税事業として展開し、事業を進めています。
午後からは、阿武町奈古にある
山口県外海第二栽培漁業センターを視察。
当センターの水はこの貯水口から、
自然の洞窟の向こう側は海に繋がっています。
高級魚として取引される「キジハタ」を
種苗生産していますが、まずは親魚を拝見。
人懐っこい性格とはいえ、水槽を除くと
自分たちのところに集まってきたのには驚きました。
親魚が生んだ卵は、下の写真のように
卵だけ絞り、取り出します。
付加した稚魚は、この水槽で育てられます。
別の水槽に、キジハタの稚魚がたくさん。
山口県は、初めてキジハタの育成に成功。
今や、山口県のブランド魚として定評があります。
高値で取引され、定着性のある魚ですから、
山口県の沿岸近海で出会うことができるようです。
30㎝以下は捕獲禁止としているが、
より市場での評価と、販売による所得確保に
繋がればありがたいと思っています。
視察の最後は、アワビの稚魚生産の様子。
小さすぎて見えませんが、しっかりと種苗生産を
行っていく体制が整っています。
行程の中で、道の駅第一号である阿武道の駅に。
阿武町の特産物がずらりご案内。
約8億円の予算で、県産木材をふんだんに使った
木造の雰囲気の良い店舗に昨年4月に生まれ変わりました。
生鮮品や加工品など農産物を購入できる店舗スペース。
授乳室も設置され、子育て支援もバッチリ。
温かい雰囲気の中で、美味しい野菜や魚を買い、
飲食スペースでは、ゆったりとした時間を過ごせます。
全国でモデル1号の道の駅が昨年生まれ変わり、
阿武町外からのご来店も多いようです。
感謝、吉田みつひろでした。