吉田みつひろです。

いつも大変お世話になっております。

本当にありがとうございます。

午後からは、台北から台中へ。



台湾プラスチック企業の視察へ。

1954年に設立されたこの企業は、

石油化学工業製品を中心に、

生活用品、農業、医療など多岐にわたる

分野に影響力をもつ企業に成長。



現在、台湾のGDPの12%を占め、

また自家発電で賄う電力は台湾全体の9%にのぼる。



2本の煙突は、自社の火力発電所。



西側沿岸の未開の地、麥寮の地を、

自ら埋め立てで造成した干拓地2255ヘクタールに広がる工場群。

敷地内はパイプラインが張り巡らされ、

できるだけ人員がいらない効率のよい生産体制を確立。



自社港湾には、15トン級、18トン級の石炭タンカーが

横付けされていました。

山口県においても国際バルク戦略を進めていますが、

このような大規模な港湾施設は圧巻でした。



関連企業群が、塩ビやポリエチレン、

炭素繊維、アクリル酸エステルなど、

多量の化学製品を生産・供給する

第6次ナフサ計画が進行中。

今や台湾をはじめ世界的な企業体に。



この度は、株式会社トクヤマさんのアレンジにて実現。

研究開発やアドバイザーの技術支援などを通じて

台湾プラスチック企業をサポートされていることから、

現在も関係が深い。

しかし各国の技術や叡智を学び、積極的に取り入れ、

世界に貢献できる企業へと成長したのです。



とても貴重な視察をさせていただきました。

ちなみに、台北・台中間の移動は

台湾新幹線にて。約50分の移動時間。



新幹線の車輌は日本製、改札や切符のシステムは



フランス製だそうです。

日本と台湾の友好的な交流の下、

両国の発展を願うという工場長さんの

言葉が印象的でした。

感謝、吉田みつひろ拝