吉田充宏です。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


今日こそ、日本人の心をいかに守って行かなくては


ならないか考えるキッカケを与えてくれた日はありません。


今八幡宮の春祭りに参列。


厳粛な雰囲気で祭典が行われました。



その後、自衛隊山口地域協力本部の宮木本部長の


講話がありました。



さまざまな基地の部隊司令を経験されていますが、


稚内での地域性が印象に残ったというお話。


北海道は、戦前シベリアや樺太が日本領でしたが、


戦後、ソ連の侵攻により、樺太はおろか千島列島


も軍隊の実効支配が行われ、現在に至っています。


昭和20年8月20日、当時の樺太真岡での


9人の乙女の話は有名ですが、郵便電信局に


務めていた9名の女性がソ連からの侵攻時に


内地との連絡を取り続け、最後に自決したという内容です。


彼女たちは自分の命を国や地域を守ることに捧げ、


国を守る決意を決して曲げなかった。



現在でも稚内では8月に、戦没者慰霊祭とともに


9人の乙女の慰霊も祀る。


遺族や行政関係者、自衛隊とともに、


若い学生、女子高校生も手を合わせると言います。


一方、この稚内地域では、ロシアと日本の両国間


の友好にも力を入れていると言います。


つまり、未来にしっかりと目を見据えている中で


歴史と文化を若者にもきっちりと伝えていく


語り継ぐ大切さを守り続けています。


今日の本部長ほお話を聞きながら、


損得勘定ではなく、自分自身の意志を


日本という国やその住む地域の発展や


住民のためという善悪で考えていくような


守るべき「日本人の心」を教えていただきました。



終わりに、オマケです。


※この曲は何でしょう?



これは、“ホタルの光”の3,4番の歌詞だそうです。


【原文】

蛍の光 窓の雪
書読む月日 重ねつつ
いつしか年も すぎの戸を
開けてぞ今朝は 別れゆく

とまるも行くも 限りとて
互みに思う 千万の
心のはしを ひとことに
幸くとばかり 歌うなり

筑紫のきわみ 陸の奥
海山遠く へだつとも
その真心は へだてなく
ひとえに尽くせ 国のため

千島の奥も 沖縄も
八洲のうちの まもりなり
いたらん国に いさおしく
つとめよわがせ つつがなく


そして、このホタルの光の曲は、


山口の秋穂二島出身の山尾庸三が


スコットランド民謡の原曲を持ち帰ったものに


原文の歌詞がつけられ、今になお謳われている


というお話も知ることができました。


何気ない歌や事柄でも、少しの好奇心で


その幅と深みを覚えることができるようですね。


感謝、吉田充宏でした。