吉田充宏です。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


3月になりました。


2月の厳しい寒さを乗り越えて、朝から


ほのかに暖かくなったような感じですね。


今朝は、市内の高校卒業式に行ってまいりました。


今回は山口県立山口農業高等学校



大きな可能性と夢いっぱいの卒業生の姿を


見て、とても頼もしく感じました。


県議会議長の祝辞を代読させていただきましたが、


吉田松陰先生の言葉「志定まれば、気盛んなり」を


引用し、目標を持って、全力で未来へ大きく


羽ばたいていただきたいと思います。



答辞を読んだ卒業生が茨木のり子さんの


「自分感受性くらい」の詩を引用し


しっかりと目標を定めて突き進む


強い決意に感動いたしました。


【自分感受性くらい】 詞:茨木のり子

  ぱさぱさに渇いてゆく心を
  ひとのせいにはするな
  みずから水やりを怠っておいて
 
  気難しくなってきたのを
  友人のせいにはするな
  しなやかさを失ったのはどちらなのか
 
  苛立つのを
  近親のせいにはするな
  なにもかも下手だったのはわたくし

  初心消えかかるのを
  暮しのせいにはするな
  そもそもが ひよわな志にすぎなかった

  駄目なことの一切を
  時代のせいにはするな
  わずかに光る尊厳の放棄

  自分の感受性くらい
  自分で守れ
  ばかものよ


次代を担うべき若人として、失敗を恐れず


夢に向かってチャレンジし続けていただきたい。


式典の最後に、一列ずつ、国旗と校旗に


一礼と感謝の辞を述べて、体育館をあとにする


卒業生たちの笑顔がとても印象的でした。


実は、山口農業高校の校舎・体育館に行ったのは


初めてでしたが、専門科を抱え、多くの卒業生が


食や農業、土木、林業、環境などの専門的な職種に


進み頑張っているようで、素晴らしい学校であると


改めて感じました。山口農業高校の校歌を


引用したいと思います。


★2番歌詞

「斎種まく あらきの小田に

 鍬とりて 耕し起こせ

 勤労の 汗のしずくに

 すがしくも 風はほほえみ

 豊かにも かおる夕月

 ・・・・ああ山口農高 歓喜の団居」


感謝、吉田充宏でした。