吉田充宏です。
いつも皆様には大変お世話になっております。
本当にありがとうございます。
ある番組のニュースで、
阿東地区への調査で、災害時に自宅におられた方
半数以上であったという。避難所へ避難する際の、
経路、移動の手段等に悩んでいる間に、自宅にいた方が
よいという選択肢であるという。
防災に対する意識は年々高くなってきていると感じるが、
行政が主導する形に見えるが、実際は地域住民、
自治会などが積極的に行うこととされている。
たとえば、自治会に避難所を設けることとされているが、
避難所の位置がすぐに行けるところではなく、
歩いて20分~30分も移動しなければならない場所に
あるケースもあり、実際に大雨などの災害の際に、
道路が冠水するなどし、移動することが不可能なケースも
ある。再度、何かあった時に防災をチェックし、
すぐにでも改めることができるものは、更新していく
必要がありそうです。
さて、話は変わりますが、本日大先輩に「不伝の伝」という
言葉を教えて頂いた。伝えようとしなくても、伝わるという意味
ですが、たとえば日本においては、職人技術などの見られる
でしょうか、背中を見てあるく、とか見て覚える、という話があります。
何も言わなくても、きちんと伝わっていく伝統は大切。
その背景には、教えていただく方にすれば、
「何で教えてくれないのか」という現代的な疑問ではなく、
どうしたらそのようになるのか、師匠のようになるには
どのような努力をしなければならないか、と一生懸命に
試行錯誤、創意工夫し、先達の匠を目指す。
「言わなくても分かる、伝わる」という境地は、
相当の経験や歴史が必要なところもあります。
技術や文化を伝承していくことは、
容易いものではない。
大先輩の言葉を、心に刻み、さらなる精進をしたい。
感謝、吉田充宏でした。