吉田充宏です。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


吉田みつひろの一歩ずつ

(名田島農産の松崎営業部長と有福農林水産委員長と)

本日は、県議会農林水産委員会の行政視察で、


山口市の名田島にある、有限会社名田島農産に


行ってまいりました。


「農業における6次産業化について」というテーマで


ありましたが、まさに、この名田島農産さんは、


江戸時代からの長州藩の干拓事業によって


拓けた広大な名田島において、現在は特定農業法人として


有限会社化し、約71haの農地集積の中で、


水稲50ha、麦40ha、大豆10ha、そしてお餅の


農産加工の多角化経営で頑張っています。


吉田みつひろの一歩ずつ

特に米と麦の2毛作を行い、特に最近は、


麦と米粉を使ったパンを学校給食として提供。


吉田みつひろの一歩ずつ

米粉は、プライベートブランド米のゆめいしん!


法人経営を行っている上での利点は、


これからの農業の形となっていくであろう


生産、加工、販売までを一体化した6次産業化に


対応していけること、経営を複合化し年間就業を確立、


そして何よりも、担い手育成のため、安心して就労


できる社会保障制度(労災、社会保険など)の充実


を実現できるといいます。


吉田みつひろの一歩ずつ

従業員のうち、3名は農業大学校から就職した


20代だそうです。こうした若い担い手を育て、


農業就労者を生み出す役目を果たしています。


生産、加工、流通・販売という段階の中で、


やはり農家、農業法人、集落営農で頑張っている


皆さんが育てた美味しい食材が、安定的な消費に


安定的な需要に対応していくことができるかどうか、


まだまだ課題は山積しているように感じました。


県としても、こうして頑張る農業法人をもっと育てて


いくことが必要であり、農商工連携を発展させていく


ことが大切です。


松崎営業部長さんも、もっと売上を伸ばしていけば、


従業員を増やしていける可能性にも触れられました。


そうすれば、雇用を生み、事業拡大も夢ではない。


地産地消は言われて久しいですが、


地元の美味しいお米をしっかり食べることが


まず第一として、県民市民の皆さんへのお願いです。


このたび、大変勉強になりました。


感謝、吉田充宏でした。