吉田充宏です。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


昨日、本日と県議会の常任委員会審議が行われました。


地域商工委員会では、昨日地域振興部、本日商工労働部の


予算審議が行われました。


まず、地域振興部の予算概要 ⇒ こちらから  


今回、産業力・観光力の増強を最重要課題に掲げる


山本県政の予算案、観光力の増強については、


観光宿泊客400万人構想の達成のため、


宿泊地等魅力創造支援事業や、瀬戸内ブランドや広域的な


観光交流戦略を積極的に取り入れる形となっています。


その中で、昨年末開港した岩国錦帯橋空港の利活用は


さることながら、山口宇部空港のさらなる利用促進は


大変重要だと考えています。国際交流や首都圏からの


出入り口として、今以上の強化支援策を要します。


またちょるる県PR本部長をはじめ県内ゆるキャラや


株式会社おいでませ山口県の島幸作社長を


フル活用することにより、潜在的に交流人口を増加させ


観光力のベースアップとともに、山口県内の豊かな自然から


山口の宝、資源を観光や産業面で発展させていく


視点を忘れてはなりません。

委員会の中で、一番聞きたかったことは、


観光力増強についての人財力についてです。


未来に向かって、魅力ある山口として発信し、


地域活性化の一躍を大きく期待していくために


観光力強化を担う人財、担い手も必要だと考えるからです。


さらに、中山間地域振興対策については、


このたび中山間地域づくり推進課の創設により、


部局横断的に対応し、また山口県民局の創設や


地域支援員、民間コーディネーターの配置により、


どこまでも現場主義、地域の生の声に耳を傾け、


課題にチャレンジし、克服し、中山間地域を活性化


させていくための現場調整能力に期待するものです。


日本全国の先進的事例や、中国知事会などの中山間対策


の情報共有を積極的にキャッチし、山口モデルとして


夢や目標を具現化していくことが求められていると思います。


そういった視点から質問をさせていただきました。


そして、商工労働部の予算概要 ⇒ こちらから  


産業力の増強に向けて、瀬戸内の産業力の再生・強化、


中小企業の成長支援、産業人材の創造という3つの目標を


掲げ、全力で取り組むとされた。


そのうえで、未来の山口産業の担っていくための


人財力の育成、雇用の確保や離職者や新卒者の就労支援


など安心安全の確保の面もさらにきめ細やかな対応が


求められています。今回特に、障害者や女性、高齢者、


さらに子育てをしながら仕事をしていく上で大変重要な


ワークライフバランス事業について、これから山口県で


生まれ、育ち、働き、子育てをしていってよかったと


皆が思えるような、働きやすい環境を作っていくことが


大切です。特に瀬戸内の素材型産業をはじめ、


液化水素やLEDのさらなる産業発展など更なる


やまぐち型部材クラスターの追求を行っていく中で、


働き手の安心安全に係る施策は大変重要だと考えるからです。


子育てをしながら、しっかりと働いていく環境を作るには、


やまぐち子育て応援企業の育成事業などにより


山口県の中小零細企業サイドが県の方向性を理解し、


具体的に就労者への支援を行っていく状況を作り出す


ことが大切であると思います。


まさに、今回の地域商工委員会での議論は、


来年度の山口県政発展の中枢を担う部門であり、


未来への人財育成と、持続可能な社会の実現と


山口がさらに産業発展していくための肝を司る


部門として、目標に向かってチャレンジしていただきたいと


考えています。


2年間地域商工委員会の委員として、


様々な経験をさせていただいたことに感謝を


申し上げます。さらに、今回退職をなさる参与員の


皆様をはじめ、当該部局のますますの発展を


心から祈念しております。ありがとうございました。


感謝、吉田充宏でした。