吉田充宏です。
いつも皆様には大変お世話になっております。
本当にありがとうございます。
本日、山口大学時間学研究所特任助教の
岡本暁彦先生のお話を聞く機会をいただきました。
人間は60兆個の細胞でできていると言われていますが、
その細胞一つ一つに、生物が生まれ人間という生物が
生まれ出る過程の中で、24~25時間サイクルの
対内時計があるんです!という話。
とてつもない面白さを秘めていると思いましたが、
確かに自分自身も、朝明るくなったら目が覚め、
夜暗くなると、まぶたが重くなり、眠たくなるという
ごく当たり前のサイクルで生活しているのは事実。
細胞ひとつひとつがバラバラにならないように、
脳の視床下部の中に、「視交叉上核(しこうさじょうかく)」
というものがあり、それが、細胞全体を取りまとめて
指令を出しているそう。
人は、社会で忙しく暮らし、それぞれのタイムスケジュールで
社会活動として働き動いているが、その原点は、
細胞という生き物の原点で刻むリズムだそう。
現在、人各々のリズムは、体毛などを調べることに
よって、測定することができるようです。
人間という生き物のリズムがずれていけば、
様々な障害を起こし、病気の原因にもなる。
朝型とか、夜型とか言ったり、また仕事によって、
どうしても夜に偏ったり、朝に偏ったりすることも
あると思います。
人間の持つ体内時計を大切に守りながら、
日頃の生活をしていきたいものですね。
岡本先生、貴重なお話をありがとうございました。
感謝、吉田充宏でした。