吉田みつひろです。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


本日ゆるキャラの「くまモン」を活用した観光ブランド戦略


について教えていただくため、熊本県庁の


くまもとブランド推進課を訪ねました。


※くまモンオフィシャルサイト ⇒ こちらから


吉田みつひろの一歩ずつ


宮本審議員さんと主幹の酒瀬川さんにご対応して


いただき、「ゆるキャラから売るキャラへ」と進化する


「くまモン」を活用した熊本県PRの方策について


教えて頂きました。


もともと、「くまモン」はそのものを生み出したのではなく、


くまもとサプライズというキャッチフレーズとともに、


おまけのように考え出されたキャラクターであったそうです。


「くまモン」とは、熊本の者という意味。


職業はいちおう公務員:熊本県営業部長、


性別はオスじゃなくて男の子!


性格はやんちゃで好奇心がいっぱい


という大雑把な情報しか、明かされていないという設定。


吉田みつひろの一歩ずつ

(利用の手引きより:色んなパターンのくまモンのデザインがあります。)

また2011年3月12日に全線開業する九州新幹線を


100年に一度のビックチャンスとして捉え、


熊本県の認知度向上のため、関西をターゲットとした


熊本PR戦略の一環で行われたものであったそうです。


吉田みつひろの一歩ずつ
(担当の酒瀬川さんの名刺!)


人口が集中した関西圏でのキャンペーンが


功を奏し、平成23年のゆるキャラグランプリで優勝!


その後、知名度を生かし、さまざまな展開を見せています。


正直、ここまで有名になるとは考えていなかった


という本音も教えていただきました。


その根幹には、「熊本県民の幸せの象徴」


もっと熊本を知って、熊本を感じてほしい、


そして、熊本の豊かな資源をもっともっと


活用してほしい、そんな思いがつまっています。


現在、「くまモン」等の商標使用許可数は、


利用許諾件数ベースで、7,800件を超える。


H24年1月~6月の半年間で、グッズ売り上げは


118億円を超え、その9割の業者が、売上増に


効果があったと回答されているよう。


吉田みつひろの一歩ずつ

またSNSやツイッター、ブログなどインターネットを


駆使した情報発信手段をフル活用、また福岡、


首都圏、大坂の事務所もフル回転。


唯一、初めて、トップセールスといった言葉を使い


より多くの方へ認知され、情報発信を大切にする。


くまもとブランド推進課の部屋もご案内いただいたが、


坂本課長さんをはじめ、職員の方々もフル回転。


最初のとっかかりは、関西の広告会社の発想でしたが、


現在は職員のアイデアや工夫、努力で熊本をPRする。


吉田みつひろの一歩ずつ

(商標登録で打ち合わせをするブースには、

いままでの商品化されたグッズが展示)


くまモンがさらに認知されることにより、


火の国:熊本をアピールできる。


その陰には、知事の理解と行動や


くまモンを効果的に世に送り出す商標登録や


メディア戦略など職員の皆様の


多くの努力があるようです。


公務員では思いもつかないことができる!


発想がある!民間の力を引き出す力!


いろんな思いを聞かせていただきました。


山口県も「ちょるる」県PR本部長が活躍中。


いかに効率的に山口県をPRしていくのか、


山口の皆様が少しでも活性化していく方向性を


生み出すことができるのか。


もっと山口県をPRしていかないといけません。


今からが勝負!負けるな「ちょるる」!


終わりに、ご多忙のかかわらず、


ご対応いただきました熊本県くまもとブランド推進課の


皆様に心から感謝と御礼を申し上げます。


感謝、吉田みつひろでした。