吉田みつひろです。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


知事選が目の前ではありますが、


岩国へのオスプレイの配備や陸揚げについての


情報もしっかりと上げていかなければならない大切な


問題です。


本日、知事、議長をはじめ、外務省、防衛省に


オスプレイ配備に関する要請活動を行っています。


内容は下記


オスプレイの配備等に関する外務省・防衛省への要請について


1要請先

 外務省 外務大臣政務官 加藤 敏幸(かとう としゆき)

 防衛省 防衛大臣 森本 敏(もりもと さとし)


2要請者

 山口県知事  二井 関成

 山口県議会議長 柳居 俊学

 山口県議会運営委員長 畑原 基成

  (岩国基地問題議連連絡協議会 会長)

 岩国市長 福田 良彦

  (県基地関係県市町連絡協議会 副会長)


3要請及び、それに対する主な回答


【二井知事】

○オスプレイを積載した輸送船が既に岩国基地へ向かっているなど、なし崩し的に手続きが進められていることは誠に遺憾である。

○安全性が確認されるまでは、岩国基地への先行搬入は行うべきではなく、政府におかれては、このような地元の要望に沿った対応をお願いしたい。また、その旨を米政府に伝えていただきたい。

○これからの政府の御尽力に期待している。


【柳居議長】

○県議会では、このたび全会一致で意見書を決議したので、議会の声を直接届けさせていただいた。

○国は、地元の意見を真摯に受けとめ、これを尊重した対応をとっていただきたい。


【畑原 基地議連連絡協議会会長】

○米軍岩国基地に関係する5つの地方議会において、日頃、基地問題の解決に取り組んでいる議員連盟の連絡協議会としても、安全性が確認されていない中での国の拙速な対応は理解しがたく、余りにも不誠実だと言わざるを得ない。

○このような対応が続くと、信頼関係が崩れるのではないかと懸念している。


【福田岩国市長】

○米海兵隊岩国航空基地を抱える周辺市町としては、安全性が確認される前に岩国基地でのオスプレイの陸揚げや普天間基地への配備、その後の飛行訓練等が行われることは認められない。

○政府は、住民の安全確保を最優先する立場に立ち、まず安全性や再発防止策の確認を行い、それがなされる前にはオスプレイの岩国基地への先行搬入を進めるべきではないということを毅然とした態度で米政府へ伝えていただきたい。


【加藤外務大臣政務官】

○MV-22の安全性に御懸念を示されていることは重く深刻に受け止めている。

○国民が安心できるよう、米側に対しては、事故に関する迅速で十分な情報提供を求めていきたい。

○地元の懸念を払拭するために何ができるのか、政府の内部で検討していきたいと思っている。

○本日いただいた要請内容については、大臣に報告する。


【森本防衛大臣】

○米側とはいろいろなチャンネルで情報交換を続けている。

○米側から安全性についての説明があった後、日本政府としてどのように検証するのか、安全を確認するための手順を詰めている。日本側専門家チームを米国に派遣して説明を受けるという手順をとりたい。

○岩国基地に到着する日時については、判明し次第、必ず事前に地元にお知らせする。

○要望書の中身をしっかりと受け止めて、今後の対応は、政府でよく検討させていただく。


といった要請内容であったよう。


政府側の政務官や大臣のコメントを見る限り、


オスプレイを載せた船は、着実に岩国に向かって


きており、『うんも言わさず』、地元岩国や山口県をはじめ


地方自治体の要請に聞く耳を持っていない様子が


よくわかる。特に防衛大臣のコメントは、


岩国基地に到着する日時を必ずお知らせするも


何も、地元の意見は、そもそも安全性が確保できて


いないものについては、ダメだ、受け入れられないと


言っているのであり、なぜに理解しようとしないし、


米国政府側にも、そのように強烈に伝えていないのか、


という疑念が残る結果となったと言わざるを得ません。


岩国が今まで国の防衛政策に協力してきたことが


水の泡となってしまわないように、


政府のリーダーシップ、政治主導を望みたい・・・。


いずれにしても、国とはいったい何なのだろうか。


単なる情報整理機構なのか、残念でならない。


吉田みつひろでした。