吉田みつひろです。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


本日は、県議会の中山間地域振興対策特別委員会の


県内視察で、周防大島町に行ってまいりました。


今回のテーマは、「地域資源を活用した産業振興」。


午前中は、


周防大島町の町役場にて、


椎木町長、荒川議長さんをはじめ、執行部の方々と


町を盛り上げようと頑張っていらっしゃる


NPO法人周防大島ふるさとづくりのん太の会


安元会長さんからお話を聞く。


吉田みつひろの一歩ずつ

まずは、周防大島の特産であるみかん、いよかんを


使用し、型が崩れたりしているものを使用し、


町の皆さんが手で作業して、作った缶詰をいただく。


缶詰1個が約240円。島に4カ所の加工場を整備し、


完全受注生産で、年間6万個を生産している。


一個200円以上もする缶詰は、少し高い気もするが、


農家にも一定の所得を還元するためには、


この価格は維持していく必要があるのでしょう。


こういった取り組みにより、


雇用を創出するとともに、町の活性化に繋がる。


行政としては、農家の作った製品の販売機会の提供、


農商工連携、耕作放棄地の解消、担い手対策、


そして鳥獣被害など、まちの課題に対処している。


「のん太の会」は、平成19年にNPO法人格を取得。


近年急激に増加する竹に対する危機感から、


皆で周防大島の景観や自然、そして産業を活性化


しようということで、頑張っていらっしゃる。


吉田みつひろの一歩ずつ

近年では、周防大島にない作物の栽培をしようと


いうことで、ユーカリを試していらっしゃるという。


竹に対する産業の創出から始まった活動は、


今や収益と若者に魅力ある地域を目指すため、


日々ご苦労をされている。


お昼は、立岩というところで、食事。


吉田みつひろの一歩ずつ

日本とは思えないような、


綺麗な砂浜と、優雅な海の音がいいですね。


午後は、瀬戸内ジャムズガーデンを視察。


吉田みつひろの一歩ずつ

松嶋社長さんは、とても気さくな方。


昔はエネルギー関連の会社におられたが、


妻と言った海外旅行をきっかけに、脱サラし、


ジャムづくりにどんどんはまり込んでいくことになる。


いまや200種類以上のジャムを


日本中に広めていくことを夢見る。


「この土地でしかできないジャム作りをすること」


をモットーに、6次産業の実現により、


雇用を生み、また農家の元気を取り戻し、


そして、若者に夢をもってもらい、


周防大島にもっともっと人を集めたいという。


吉田みつひろの一歩ずつ

ちなみに、松嶋さんの義理の父のご趣味は、彫刻。


お店の中に飾ってあります!!


吉田みつひろの一歩ずつ

お店の横には、ブルーベリーと梅のガーデン。


吉田みつひろの一歩ずつ


吉田みつひろの一歩ずつ

先進的な取り組みが、功を奏している様子。


本日社長のサポートをしてくれた方も、


鳥取大学から来られた学生さんとか。


魅力的なところには、人が集まってくるのでしょうか。


中山間地域5法により規定される地域においても


様々な取り組みがされているが、


本日の地域資源を生かした産業振興という


分野においても、多くの課題があり、


頑張っていらっしゃる方が、まだまだいらっしゃる。


いろいろと試して、ご苦労もあったと思いますが、


めげずに、取り組んで夢を追いかける松嶋さんの


勇姿が、輝いて見えた。


吉田みつひろの一歩ずつ

※瀬戸内ジャムズガーデンHP ⇒ こちらから


吉田みつひろでした。