吉田みつひろです。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


本日は、日本子守唄協会の理事長をされている


西舘好子先生のお話を聞く機会に恵まれました。


吉田みつひろの一歩ずつ

昨年の3.11以降、被災地での支援をされたり、


積極的に日本全国を活動されています。


子守唄と聞いて、思い出すのは?


やはり、日本全国共通とも言われる


江戸の子守唄ですね。


ねんねんころりよ おころりよ


坊やはよい子だ ねんねしな

ねんねんの子守は どこへ行った

あの山こえて 里へ行った

里の土産おみやに 何もろった

でんでん太鼓に 笙の笛

おきゃがりこぼしに 振りつづみ

おきゃがりこぼしに 振り鼓


(※日本子守唄協会より)


子守唄は、母親が赤ん坊に対して、


日頃の生活や仕事などで体験した経験や


思い、そして知恵を結集した歌であるということ。


唄自体が、歌詞を成していないとしても、


その唄う行為こそが、人として大切なこと。


これをなくしてしまっては、


思いやりのある、親や家族を大切にするような


人間がますます育たなくなってしまうと危機感が


増してしまう。


ねんねんころりのねんねんは、「念々」


人は色んな思いを魂として込める。


そして人は関わりの中で生きている。


その関わりと絶つことは、子守唄を聞かせて


もらっていない証拠だといわれる。


赤ん坊が体として覚えた、このメロディは、


いつしか、わが子を思い、家族を大切にする


豊かな心を養うことにも繋がる。


今の世知辛い世の中で、スポッと抜けて


しまった重要なことを教えていただきました。


「たかが子守唄、されど子守唄」


子守唄は、日本人の魂なんです!!


西舘先生の強いメッセージから、


現代社会に人として生きる


多くのヒントを教えていただきました。


皆さん、見えないものにお金を使わないって


意味が分かりますか?


そうなんです。理屈ではなく、


親子の関係や、心の豊かさなど


心底大切なベースの部分を養うことに、


今の教育や行政だけでなく、経済社会も


実として目に見えるものしかお金を使わなく


なってきているという現実が多くなっているんです。


絶対忘れてはならないことを


今の日本人は忘れようとしているという事実を


認識しなくてはいけないかもしれません。


いや認識だけでなく、手を打っていく必要さえ


あるということを気づかせていただきました。


盛りだくさんのことを勉強させていただき、


感謝です。


西舘先生のますますのご活躍を


心からお祈りいたします。


※日本子守唄協会HP → こちらから


吉田みつひろでした。