吉田みつひろです。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


昨日は、山口県保育協会、保育連盟の皆様と懇親。


姪と甥がお世話になっている


おおとり保育園の山根園長先生にお目にかかる。


子どもたちを包み込むような優しいお人柄に


とても安心感を覚えました。


皆さん、やはり子供たちが大好きな方なんだなあと


感じたりしました。


さて、保育行政や政策に関して、


現在、幼稚園と保育園を新しいシステムへ


移行するという議論が為されているのはご案内のとおり。


詳細や実態について、今回勉強させていただいた。


まず(仮称)こども園(以下同)という新システムが


そもそもの待機児童を解消するという目的を


達成するシステムであるのかないのかが問題。


幼稚園は学校教育法に基づき、文部科学省。


保育園は、児童福祉法に基づき、厚生労働省。


あたしいこども園構想は、内閣府。


新システムに移行することで、


幼稚園は従来のまま、保育園は0歳~2歳までは


従来のままで、3歳以上は新システムへと移行せよ。という。


地方自治体がどのように係わっていくのか、


民間参入によりどのような状況が生まれるのか、


都市部分と地方での実態把握は同様なのか、


など様々な課題や問題も多い。本当に大丈夫なのか?


吉田みつひろの一歩ずつ

重要なのは、次代を担う未来の子供たちを


しっかりと育て、また現在の働く両親をどのように


支えていくのかという両輪である。


保育園は、その両輪をサポートすべく、


頑張っておられる。


先日ある子供と一緒にお母さんが過ごせる施設の方の


お話を聞く機会があった。


「あるお母さんが乳児を連れて


初めて来られた時は、悲壮感のような雰囲気で


生きること、子育てを深刻に考えておられたんです。」


と言われたんです。


子どもを育てることがそんなに苦しいのか!


仕事をしながらの子育ては、


やはり苦しい、厳しいこと。


なぜなら、子どもを育てること自体が


命を育むことであり、とっても大切なことであると同時に、


負担のかかることなのです。


保育にかかわる皆さんの熱い思いを聞きながら、


子供が安心して生み、育てることの


本当の意味を問い直させられた。


国や省庁の都合だけで、


地域の安心や楽しさまでも、


ぶち壊されてはならない。


さらに、県や市町村がどれだけ


しっかりと制度の中で支えていけることができるのか、


大変重要な点である。


今後もご意見を聞きながら、


しっかりと取り組んでまいりたい。


吉田みつひろでした。