吉田みつひろです。
いつも皆様には大変お世話になっております。
本当にありがとうございます。
県議会中山間地域振興対策特別委員会の県内視察。
午後からは、
下関市菊川の『貴和の里のつどう会』を視察。
この会は、下関市菊川町轡井・道市・樅の木の3集落
で結成されている。
(一昨年の豪雨災害の傷跡も残る山間地域)
同会の皆さんは、この地域を元気にしたいという思いから、
積極的な住民の受け入れや、活動参加による地域づくりに
取り組んでいらっしゃる。
宿泊体験ができる『貴和の宿』の前で説明をうける。
この宿の中は、ふるさとを感じさせる光景が広がる。
囲炉裏とかまど、とても暖かい。
また韓国との交流により、
地元でできた白菜や大根を使ったキムチづくりも
行っています。
また、昔ながらの民家をより実感してもらうために、
五右衛門風呂も設置しました。
このお風呂はジワーと芯から暖かくなるお風呂で
最高ですよね。
その後、旧轡井小学校を利用した
貴和の館で、詳細を教えていただく。
『貴和の里につどう会』HP → こちらから
過疎化、高齢化が進んでいく中で、
なんとか、この地域に住む高齢者の皆さんを
元気に、そして地域の活性化をめざす。
市や県の中山間地域づくり推進室と連絡を
取り合い、行政の補助事業に応募、採択。
やはり、軌道に乗るまでは、どこの行政機関も
相手にしてくれず、苦しかったこともお話いただいた。
今は、県内の学校から問い合わせや一緒に活動を
することで、山間部にある集落で生きている地域を
いかに元気に、そして大切にする取り組みを
地道に積み重ねられていらっしゃる。
中山間地域の取り組みは、
それぞれに、ボランティアで望まれている。
事業を継続するためのコストは必要。
そして事業化するためのスキームも必要。
しかし、法外なお金がほしいわけではない。
吉村会長の熱心なお話から、
貴和の里で頑張る皆さんの熱意と温かみを
感じることができた。
吉田みつひろでした。