吉田みつひろです。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


「縦の物差し」から「横の物差し」へ


と、これは、白梅学園大学の長谷川教授 の言葉です。


吉田みつひろの一歩ずつ

現代社会の変化の中で、ひきこもりの子供たちや若者が


増えているという実態をご存知でしょうか?


昨日、青少年育成問題に詳しいソーシャルワーカーの


長谷川俊雄先生の講演を聴く機会があった。


「ひきこもり」の理解の支援という内容。


いいですか?こういった子供たちが何を求めているか、


「つらい」ことを「つらい」と言えない子供たちに


何がしてあげれるか。


先生曰く、歴史的な背景から考えると、


江戸時代の決められた職業や立場(士農工商)から


明治以降、識字力を高めるべく画一的な教育が


行われ、頑張ればどういった職業にもつけるという


社会の変化の中で、こういった方々も生まれてきたという。


これは、社会の歪みであると同時に、解決しなければ


ならない大変重要な課題である。

働くことが当たり前の考えではなく、


就労することが困難な人もいるという認識をもつこと。


長谷川先生の言葉で印象深かったのは、


そういった環境にある子供たちに対し、


生きていることの凄さを認めてあげよう!ということ。


そして大きくなったら、働いて当たり前!


いい大学に行って、いい会社に就職してほしい!


これがこうだ!そうしろ!というような


縦のものさし(常識や社会的価値観)ではなく、


いろんな生き方があって、みんないいじゃないという


横のものさしで捉える、心のおおらかさを持って


接してあげよう!というお話。


長谷川先生のお話を聞いて、他方で、


教育の有り方、育児の大変さと大切さを思いました。


まさに「子は宝」、人口減少社会の中で、


やはり未来に大切な人材を生み出すことも


山口、そして日本にとって大命題。


家族、学校、職場での生活の1秒1秒をいかに、


お互いを思いやり、支え合いながら


生きて行くのか。


多用な価値観や生き方、働き方が生まれてきた


現代だからこそ、上辺だけでなく本当の「やさしさ」


を社会が求めているのかもしれません。


労働支援や子どもの育成や支援対策がいかに


大変であるかをしみじみ感じた次第です。


行政として、子供たちや家族に対してどのような支援が


していけるのか、考えるいいキッカケになったと思います。


ありがたく、感謝である。


吉田みつひろでした。