来年度(平成24年度)政府国家予算および政策決定等に関する政府要望について
山口県総合政策部より下記項目についての要点がまとめられ、発表された。
1.岩国基地に係る安全・安心対策と地域振興策の実施について
⇒防衛省
2.岩国基地民間空港の早期再開について
⇒国交省、防衛省、外務省
3.第23回世界スカウトジャンボリー等の開催に対する国の積極的な取り組みについて
(2015年7月28日~8月8日(12日間)の予定。
⇒文部科学省、国交省
4.国際バルク戦略港湾の制度設計について
⇒国交省
5.山陰道の建設促進について
⇒国交省
以上重要要望の5点を中心に政府に要望する。
特に1について、「米軍基地を抱える広域的な自治体として、引き続き、国に対し、住民の不安快勝につながる安心・安全対策を求めるとともに、わが国の平和と安全への大きな負担と貢献に見合う特別の振興策について要望を行うこととした。」
先日、渡辺防衛副大臣が来県され、「地元からの要望には、できる限りのことをさせていただく」という言葉もいただいており、愛宕山開発用地の債務処理(買取)を円滑に行えるようにすること、併せて、11月1日の「大規模災害対策検討委員会」からヘリベース、フォワードベースの必要性についての提言があった通り、大規模災害時における救助活動拠点の整備として、県住宅供給公社が所有する和気町蜂ヶ峯団地の一部に、大規模災害時のヘリコプターの燃料、装備、物資の補給等を行う救助活動拠点を県が直接整備することとし、それへの支援を要請する。
併せて、「岩国市街地から岩国基地に至る連絡道路の整備」について、再会する民間空港への円滑なアクセスと基地関係車両等による渋滞緩和を図るため、現在の「市道旭町19号線」を県道に格上げし、県が行う道路整備事業への支援を要望する。
以上の2点を合わせて、岩国基地に係る安心・安全対策と地域振興策の実施についての要望とする。
山口県総合政策部