吉田みつひろです。


下記、山口県より報告がありましたので、お知らせいたします。


渡辺防衛副大臣の県庁訪問について


1 訪問日時

  平成23年10月17日(月) 9:55~10:10


2 場所

  山口県庁 知事応接室


3 主な来庁者

  渡辺防衛副大臣、山内地方協力局長、辰巳中国四国防衛局長 ほか


4 県対応者

  二井知事 ほか


5 発言要旨

  

(1)渡辺防衛副大臣

○空母艦載機の岩国飛行場への移駐等に伴い、必要となる家族住宅や運動施設等を整備するため、愛宕山開発用地を約168億9千万円で買い取らせていただきたい。

○国としては、是非、二井知事や福田市長の御理解を得た上で、愛宕山開発用地を買い取りたいと考えている。

○地元からの要望に関しては、国として、できる限りのことをさせていただきたい考えているので、御理解と御協力のほど、よろしくお願いする。


(2)二井知事

●岩国基地沖合移設という国家プロジェクトに協力した経緯もあり、赤字解消に向けては、愛宕山開発用地の買取だけでなく、別の形で何らかの配慮もお願いしたい。

●愛宕山の処分については、県としては、「地元の意向」を尊重して対応することとしているので、岩国市にもしっかりと御説明いただき、市の理解が得られるよう努力していただきたい。

●一方で、国が米軍再編関連施設用地として買取を求めている以上、国に売却するためには、再編に対する県の基本スタンスである、①「これ以上の負担増は認められない」、②「普天間基地いせっつの見通しが立たないうちに、空母艦載機の移駐のみを切り離して進めることは認められない」という2点について、どう整合性を図るか整理をする必要がある。

●いずれにしても、愛宕山の売却については、米軍再編に対する県の基本スタンスとの整理も含め、今後、市とも協議しながら、最終的な判断をしたいと考えている。


                        以上です。