吉田みつひろです。


いつも皆様には大変お世話になっております。


本当にありがとうございます。


さて、現在山口県立美術館で開催されている


防府天満宮展に行ってまいりました。


どうしても、行きたいなあと思っていましたので、


とても感動いたしました。


吉田みつひろの一歩ずつ

防府天満宮は、日本一古い天神様って


ご存知でしたでしょうか?


日本3大天神と言われる北野天満宮(947年)、


太宰府天満宮(905)より、古いんです。


903年に菅原道真公がなくなって、翌年に


周防国司が道真公を思い、造ったそうです。


道真公の一生はご存知のように、


濡れ衣を着せられて、京都から太宰府に左遷。


そしてそのまま太宰府で生涯を終えた。


道真公の一生が、庶民語り告げられ


『松崎天神縁起絵巻』に描かれています。


その絵巻は、なんと全6巻で、全長75メートル。


この絵巻、実は、70年前に東京で展覧会を


行った際、保存状態もよく、色鮮やかなため、


これは貴重なものだと、東京に2巻、京都に2巻、


そして、防府には2巻しか戻ってこなかったという


悲劇的な絵巻。


防府天満宮の鈴木宮司様の懸命なご尽力により


今回すべてが防府に戻ってきたそうですよ。


その他、重要文化財である金銅宝塔も展示。


特にこの宝塔は、もっとも古いもので、


それだけ、防府天満宮が大事な天神様


であったことがうかがわれるそうです。


ぜひ、皆さん、山口県には、


こんな貴重な歴史文化があるんだという


ことを感じていただければと思います。


防府天満宮展 → こちらから


その他、経済や政治の拠点となった


防府の地の歴史も垣間見ることが


できますよ。


吉田みつひろでした。