僕が学生時代を過ごした国立音楽大学、02年入学声楽学科(02vと呼ばれています)なんですが、ちょうど10期上の先輩達は黄金世代と呼ばれていて、日本のオペラ界の中枢を担っている方がたくさんいらっしゃいます。先輩達は実力派なだけでなくとても仲が良く、今でも集まるほどなのです。数年前、92vコンサートなるものを開き多くの先輩達が歌っているのを我々02vの歌手達は羨ましく、憧れの眼差しで見ておりました。そんな我々の憧れを形にすべく02vコンサートを企画!その名も『憧れた男達』先輩達への憧れでとりあえず1回目を企画致します。是非是非足を運んでいただけたらと思います。


02Vコンサート vol.1

憧れた男達


日時:2024/10/14(月曜祝日)14時開演(13時半開場)

開場:加賀町ホール

チケット:全席自由6,000円


出演

大川博(バリトン)

澤崎一了(テノール)

千葉祐輔(テノール)

照屋博史(バリトン)

野村光洋(バリトン)

大園麻衣子(ピアノ)





毎年二期会の同世代の仲間達と行っているジェンタラビアータの蕨公演、今年も行います。若手男性歌手の公演のはずだったジェンタラビアータも気がつけば皆アラフォーになり中堅の公演となりました。色々なキャリアを歩みつつもこうしてみんなで集まって公演が出来るのを嬉しく思います。今年は蕨公演のみなので多くの方に来て頂きたい!是非足を運んでいただけたらと思います。



Gent@rrabbiata蕨公演第7弾!!


日時:2024/9/23(月曜祝日)14時開演(13時半開場)

会場:蕨市文化ホールくるる


出演

高柳圭(テノール)

園山正孝(テノール)

野村光洋(バリトン)

狩野賢一(バス)

中山博之(ピアノ/編曲/司会)


プログラム

歌劇《ラ・ボエーム》より“もう帰らないミミ” 

歌劇《ドン・パスクアーレ》より“甘く清らかな夢よ”

歌劇《シチリア島の夕べの祈り》より“序曲”

中山博之編曲昭和歌謡メドレー

オーソレミーオ

フニクリ・フニクラ



この度、夏に度々お世話になっている荒川区民オペラさんの公演で、8/12にヴェルディ作曲の歌劇《ナブッコ》に表題役で出演させて頂くことになりました。昨年は喜劇、今年はシリアスなお話です。


世界史や聖書の中でも記載があるバビロニア帝国のユダヤ人弾圧『バビロン捕囚』を背景に作られた作品で、表題役のナブッコはバビロニア帝国の王ネブカデネザルの事でイタリア語読みのナブコデネザル、その俗称としてナブッコと呼ばれています。作中ではイタリアの第二の国歌と言われる「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」が有名ですが、ナブッコとユダヤ民族の対立、娘との軋轢と裏切り等多くの見どころ、聴きどころがあります。特に神罰によって力を失い不遜な己を悔い改め神に祈る「ユダヤの神よ」はヴェルディのオペラの中でもバリトンの名アリアに数えられております。王道の作品でありながら中々上演機会の無い作品です。ナブッコを歌える喜びを噛み締めながら公演に向けて準備して参ります。この機会に是非公演に足を運んで頂ければ幸いです。興味のある方は是非僕までお声がけください!







荒川区民オペラ第22回公演

ヴェルディ『ナブッコ』原語上演、字幕付き

日時:2024年8月12日14時開演

会場:サンパール荒川

チケット:全席指定

S席¥5,000  A席¥4,000  B席¥3,000


指揮 小崎雅弘

演出 澤田康子

合唱 荒川オペラ合唱団

オケ 荒川区民交響楽団


ナブッコ:野村光洋

アビガイッレ:柳澤利佳

ザッカーリア:鹿野由之

イズマエーレ:秋谷直之

フェネーナ:河野めぐみ

アンナ:東幸慧