まん延延長、協力金は下落 | 佐野みつひこ のオフィシャルブログ

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所沢市議会議員(1期目)
会派「自由民主党・無所属の会」
自由民主党公認
前回、最下位当選!
所沢市の未来に責任!今こそ身を切る改革の断行を!!

所沢市のまん延防止等重点措置も6月20日まで再延長だそうですが、6月1日からは酒類提供禁止のまま協力金だけ4万/日→3万/日に下げるとのことで、この対応には強い疑問を感じます。
自粛と補償はセットであるべきで、それが無ければタガが外れてしまいます。
現に、6月より通常営業を再開すると宣言している個人店も増えてきました。そしてそれを安易に批判することはできません。私企業や個人事業主は常にリスクとベネフィットを考えて動いています。このまま県の指示通り自粛して潰れてしまうくらいなら、多少のリスクを負ってでも攻めに出るのは、経営戦略上、当然の判断だからです。
また行政の決定の遅さも、営業強行に拍車をかけています。これまでの自粛期間においては、期間の終わりが近づき、「やっと自粛期間が終わる!週明けに営業再開できる!」と大量に仕入れをして大量に仕込みをして、「さあ週明けから頑張るぞ!」と意気込んだ矢先に「やっぱり延長します」と言われたら、本当に頭に来ることでしょう。もはや暴動が起きないのが不思議なくらいです。
はっきり言って、万全の感染対策をしていたら営業してもお酒を提供しても問題無いと思います。だって、「万全の対策」をしているわけですから。いや営業しないことが最大の感染対策だ、とか、酒類提供禁止こそが最大の感染対策だろう、などと言っている方もいますが、この論は私に言わせれば、「人類が滅亡すれば戦争は無くなる」的な議論と相通ずるものを感じてしまうのです。
奢侈品は生活必需品ではないからと、デパートの売り場から撤去させてますが、これも全く意味がわかりません。そもそもデパートは斜陽産業で、コロナ前から苦戦していたほどだったのに、そこが感染源になっているとでも言うのでしょうか。あるいは高級品にはウイルスが付着しているとでも言いたいのでしょうか。
一方で、満員電車は一切規制せず野放図にし、便を減らしたことでぎゅうぎゅうの鮨詰め状態を作ってしまったり、あるいは外国人はどんどん受け入れたり、さらには東京五輪でパブリックビューイングを作って人を集めてみんなで観戦(感染?)しましょうとのことだそうで、一体何がやりたいのかわかりません。
FBの過去の私の投稿にあるでしょうが、私は2020年1月末の段階で、既に外国からのロックダウンを主張していました。春節特需によるインバウンドを当て込んでロックダウンを見送った2020年2月、当時の安倍総理がにこやかに「日本はウェルカムです」と言った姿を私は一生忘れません。ウイルスで汚染された中国人観光客に対する優しさの100分の1でも良いので、飲食店や映画館やデパートの小売で働く自国民の従業員に向けてもらいたいものです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/be527a1d3fd9f1a4dfea7354d7788bcc24b36d9f