ついに所沢市もまん防区域&終日の酒類提供自粛へ | 佐野みつひこ のオフィシャルブログ

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所沢市議会議員(1期目)
会派「自由民主党・無所属の会」
自由民主党公認
前回、最下位当選!
所沢市の未来に責任!今こそ身を切る改革の断行を!!

予想通り、ついに所沢市もまん防指定区域になるとのことです。飲食店の協力金給付のためには時短以外に「酒類提供自粛」が条件に加わったことで、お酒の提供を主体としている飲食店にとっては事実上の休業要請という厳しい内容となりました。ただ、実効性はあまりないと考えます。
対象区域内の居酒屋さんがいくらお酒の提供はやめたところで、例えばお客さんのお酒の持ち込みをOKにしてしまえば、少なくとも店舗として「酒類の提供はしていない」ことになります。自衛隊は海外において法律上戦闘地域では活動できないことになっていることから、かつて小泉首相が「自衛隊の活動している地域が非戦闘地域」と明言(迷言?)したことを思い出してしまいました。
また、「これは売り物ではありません」としながら、ビールを勝手に注いだお客様は1回390円の罰金を科すなどという、半分大喜利のような話まで出てきており、こういう点からも実効性は乏しくなる一方だと思います。
対象区域だけでなく対象区域外も、酒類の提供を終日、自粛するよう協力を求めるとしているものの、「一人飲み」や「同居家族だけのグループ」は除くということで、これはこれで大変な愚策でしょう。何をもって1人飲みなのか、1人で飲みに行ったら、先客全員知り合いだったなどということはよくあることですし、一緒に行った人を何をもって同居家族だと証明するのかも曖昧ですし、こんな条件を行政機関がしたり顔で規定することはまさに茶番の極地であると言えるでしょう。

だいたい、飲食店の感染は全体2%であり、ここをいくら引き締めても無意味です。
飲食店をここまで追い込んでおきながら、電車は止めず(電車内の吊り革や手すりの方が余程怖い)、民間企業のテレワーク強制もせずに毎朝の満員電車を野放図にし、公立学校の登校選択制は頑なにやらない。こんな無様極まりない感染対策に、まともに取り組む人がいるかどうか、甚だ疑問です。
挙句の果てに、秩父市は対象外とのことで、GWには、散策できる観光名所が沢山あって昼から飲める秩父に、緊急事態宣言区域やまん防対象区域から人が大挙として訪れるであろうことを、今この場で予想しておきます。

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