イランによる米軍基地攻撃についての雑感 | 佐野みつひこ のオフィシャルブログ

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所沢市議会議員(1期目)
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イランの駐留米軍基地の攻撃についてですが、この攻撃が、すぐ近くの兵舎ではなく倉庫に対して「正確に」撃ち込まれたことや、それに対してトランプ大統領が会見で死者が出ていない点を強調し、更なる軍事行動には踏み切らないことを明言していることから鑑みるに、アメリカとイランとの間で、それなりの手打ちがあったのではないかと考えています。


スレイマニ司令官傘下の「ゴドス軍」が、他のイラン軍とは異なり、スレイマニの私兵的な側面が強く身勝手な行動を取っていた点や、ヒズボラなどのテロリストを支援していたこと、さらにはもともとロウハニ大統領はオバマ政権との対話を訴えて大統領に当選したような親欧米的なスタンスであることなどを考慮すると、今回の攻撃はアメリカとイラン政府との間で、綿密な打ち合わせのもと行われたとしか思えないのです。でなければ、武力行使において、わざと1人もいない倉庫に正確にミサイルを撃ち込み、死者ゼロで済ますなどということが起こるはずもないでしょう。

(もっとも、それ以上に、むしろロウハニ大統領が獅子心中の虫たるスレイマニ司令官の殺害を、アメリカ軍に依頼した可能性すら考えられるのですが、、、確証はありません)


いずれにせよ、イランで戦争が起きてしまうと原油価格高騰など面倒なことも多くなりますし、ハイリスクな軍高官を1人始末したことで多くの流血を未然に防ぐことができたわけですから、良しとすべきだと思います。


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