12月議会の一般質問 | 佐野みつひこ のオフィシャルブログ

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所沢市議会議員(1期目)
会派「自由民主党・無所属の会」
自由民主党公認
前回、最下位当選!
所沢市の未来に責任!今こそ身を切る改革の断行を!!

1211日の私の一般質問


9月議会で質問した市役所8階売店と自動販売機(共に共産党系労組の「自治労連」が設置)の使用料が免除されている問題について、再度追及させて頂きました。労働組合に対する使用料の免除は、労働組合法に抵触しています。

市側も、組合が運営していることは法に照らし合わせても問題であることを認め、現在弁護士を立てて、適法になるよう対応するとの回答をしました。正常化も間近です。

こんな関係が30年以上続いていたようで、この間、一体どれだけの公金が垂れ流しになっていたのかと思うと腹が立ちます。


2件目は、保育士の勤務先が認可か無認可かで、「保活」の対応が異なる点を質問させて頂きました。保育士が育休明けで子どもを保育園に預けようとした際、その保育士の勤め先が認可保育園であれば「加点」がなされ優先的に認可へ預けられるのに対し、勤め先が認可外保育園であれば加点がされません。しかし保育士は共に国家資格を持った保育のプロフェッショナルです。勤め先により差別されるのは間違っているのではないかという視点で、格差解消を訴えさせていただきました。


3つ目は、害獣対策について。これは地元案件なのですが、今、狭山ケ丘周辺ではハクビシンによる被害が多発しており、その対策を問いました。ハクビシンはアライグマやカミツキガメとは異なり、鳥獣保護法で守られているため、駆除する為には大きなハードルがあります。ただ、「アライグマ捕獲用の箱罠に入ったハクビシン」については、昨年より駆除の要件を緩和しており、この仕組みを援用しての駆除ができないものか、具体的手続きを進めて参ります。


4つ目はオスプレイ要望書の正当性について。201872日と711日に、アメリカ軍のCV-22オスプレイが所沢通信基地に飛来したということがありました。所沢市ではそれを受けて、同年73日及び12日、さらに810日付で、合計3通の要望書を提出しました。要望書の中には「強く抗議」という文言が明記されていることから、これらは事実上の抗議文書という認識で良いかと存じます。うち2件はオスプレイ飛来への抗議で、8月の1件は航空機の飛来に対してもものではあるものの、「オスプレイの飛来を受けて」との記載があることから、これら3件全てがオスプレイ飛来を要因として出された要望書であることがわかります。

メディアなどではオスプレイは危険であるとか、欠陥機だとか、言われていますが、これは大きな誤りです。オスプレイは重大事故率がかなり上昇した2019年時点においてすら、断トツのレベルで「世界で最も安全性の高い軍用輸送ヘリ」なのです。この観点からオスプレイ飛来は抗議するに値しないと訴えさせて頂きました。


オスプレイ関連の質問は、共産党とは全く異なる立場であったことから、共産党市議から激しい野次が飛び、あわや議事進行がかけられそうになるも、自由民主党・無所属の会の会派の先輩方(近藤市議、大石市議、入沢市議、石原市議)の「続行!」の掛け声と、問題ない旨の答弁、及び青木議長の英断により、辛うじての続行となり、無事に質問を終えることができました。正直ギリギリだったと思います。


なお新生児聴覚スクリーニング検査助成に関する質問に関しては亀山市議と被ってしまったため、取り下げさせて頂きました。(質問が被った場合は順番が先の議員に譲るというルールがあります)