香港区議選 | 佐野みつひこ のオフィシャルブログ

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所沢市議会議員(1期目)
会派「自由民主党・無所属の会」
自由民主党公認
前回、最下位当選!
所沢市の未来に責任!今こそ身を切る改革の断行を!!

注目されていた香港区議選は、これまで3割程度の勢力しかなかった民主派(親米反中派)386議席、全体の8割以上の議席を獲得する圧勝に終わりました。

投票率は71.2%と、過去最高だった前回(4年前)をさらに24ポイント余り上回りました。若者が大挙して選挙に行ったということで、関心の高さが伺えます。


ただ、今回の区議選よりも重要なのは、来年2020年に行われる香港の事実上の国会にあたる「香港特別行政区立法会」の選挙です。この立法会選挙で、民主派は勝利を勝ち取らねばなりません。ここを取れれば香港にも希望はあります。この民意のまま来年まで行けば、民主派の台頭は確実です。


ただし、香港は行政機関が圧倒的に強い権限を持ち、そのトップたる行政長官がほぼ全権を掌握しているような状況であり、しかもその行政長官の選出方法が、中国の都合の良いシステムになっている為、いくら議会で多数派を占めても独立は難しいというのが正直なところです。


しかし、この民意は中国も無視できませんし、過度な介入にはアメリカも目を光らせているので、その狭間でいかに民主主義を守り通せるかという所に、今回勝利した民主派の腕の見せ所があるのだろうと思います。



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