日韓関係が過去最悪だからこそ | 佐野みつひこ のオフィシャルブログ

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所沢市議会議員(1期目)
会派「自由民主党・無所属の会」
自由民主党公認
前回、最下位当選!
所沢市の未来に責任!今こそ身を切る改革の断行を!!

日韓関係が過去最悪だからこそ、保守派の立場として敢えて言わせて頂きたいのですが、昨今よく見受けられる民族を理由とした批判や差別には少し違和感を感じています。朝鮮人がどうだとか、そういうのですね。

たしかに文在寅政権は無能の極致でありかつ極めて反日的なのは間違いありませんし、早急に退陣してもらった方が我が国にとってありがたいのは間違いありませんが、それと民族や人種を理由とした差別とは話が違います。

なぜ民族派右翼の源流たる玄洋社の頭山満が李朝末期の政治家・金玉均を懸命に支援していたのか、という所に保守派は立ち返るべきだと思います。
また、かつての大日本帝国軍には、部下の日本人士官を庇ってフィリピンで連合国に不当に処刑された洪思翊中将のような人物もいました。

さらに現在の韓国内にも、教科書フォーラムなどのニューライト系組織をはじめとした極めて親日的な勢力が存在します。ニューライトの論調は超親日を基軸としていて、「日帝統治は良かった」「独島は日本領」「日本の首相の靖國参拝は問題ない」など、まさに韓国版の産経新聞のそれです。そこに退役軍人などが加わって結構な勢力になっているのです。

当然ながら彼らは全国から罵倒の嵐に晒され、開催するシンポジウムでは殴る蹴るの暴行を受けたり、青龍刀を突き付けられて脅されたりと嫌がらせを受けています。我が国の保守派よりもよほど苦しく肩身の狭い立場ですが、それでも自説を曲げずに頑張っています。

日本の保守派は、こういう勢力ときちんと手を取り合って「歴史戦」を勝ち抜いていかないといけない状況であるのに、「所詮、韓国人は〜、朝鮮人は〜」などと言って偏狭な差別主義を振りかざされると、正直げんなりしますし、そういう人がいるとせっかくの連携も台無しになってしまいます。

文在寅政権に関しては、ほとぼりが冷めるまで放置で良いとは思いますが、最近見かけるFBやネットの投稿にはちょっと目に余るものがありましたので、一言申し上げさせていただきました。