の続きで、あれから4年が経っています。

主人公で梟の「ツキ」となった「榊史奈(主人公)」は20歳になっていました。今は大学で歴史学を学びながら、バイトをして一人暮らし。父親とは暮らしていない。4年前の事件で滋賀の「梟の里」はなくなってしまい、祖母も亡くなった。
史奈達、梟の一族にだけ発症する「シラカミ」になった母親は今は父親の自宅で24時間の介護を受けている。

自分は今、何をすべきか…
史奈はいつも考える。梟の一族に伝わる「古文書」を解読したいと大学に進学した。読めるようにはなったが意味まではわからない。

眠らない一族、梟

その梟に近づく者たちは、何者…
史奈が大学を出てから感じる視線。彼等をまこうと試みるがどこまでも追ってくる。
どうして…
匂い…彼等は自分の匂いで追ってくる。このままでは…

梟に頼み事をしたいと言って来た人物がいる。かって、榊教授の元で働いていた「十条彰」を見つけてほしいと。彼は「遺伝子ドーピング」に関わっていると教えられた。そんなものは許せないという事だったが、依頼を聞いた史奈と幼馴染でアスリートの「容子」は何か、受け入れないものを感じていた。

史奈と容子は梟の里に向かっている。一ヶ月に一度井戸の水を汲んで東京の榊教授宅に運び、そこから一族に配っている。この水を飲む事によって「シラカミ」化が防げているのではないかと思われているが…確証はない。教授と「カクレ(梟の一族だが眠る者)」の「栗谷和也」が成分を分析しているがまだ分かっていない。
この後、大阪に向かい容子の兄の諒一達と会い水を渡す予定に。諒一は名門陸上競技部の「アテナ」に就職すると宣言して2人を驚かす。

尾行の事があったので相手がわかるまでは大阪のホテルに滞在予定だった史奈達だが…
相手はホテルのロビーに現れた。このままではということで話しを聞く事に。異常とも思える臭覚を持つ彼等は「狗の一族」だと言い、全てのドーピングを認める「ハイパーウラマ」に参加すると宣言する。そして、諒一もアテナでの記者会見で参加すると表明。ドーピングなんかしなくても勝てる、と証明するために。

東京に戻った史奈は十条を、容子はその彼を探して欲しいと依頼した人物を探る。

分かった事は、十条は狗の一族から逃げている。依頼者と狗の一族には何らかの繋がりがある。そして、十条の本当の姿は…何故彼が遺伝子の研究をしていたのか。それは遺伝子ドーピングのためではなく、自分の為だった。
ハイパーウラマは諒一が参加する事を表明するとルールを変えた。3人で、と。諒一は容子と史奈を誘う。


ツキの一人が水を汲みに井戸に行くと…
井戸は枯れていた…


スポーツ界においてのドーピング。フィギュアのロシア🇷🇺ワリエワ選手が話題になっていたこともあったので、ドーピングは深く潜る、と感じました。そして、こんな事をさせるのは誰なのか、も。遺伝子まで操作となると、「科学者の良心」を訴えた柳澤桂子さんを思います。世界中で研究されても、それをどう使うか、ですね。


能登半島を中心に被災された皆様が早く落ち着かれますように…
世界中が平和でありますように…
コロナとインフルエンザに気をつけて😷

ちょっと体調が悪くて(頭の中が回ってました)。以前は何とか立っていましたが、年齢が⤴️とそうもいかなくて寝てました。ひたすら。
今日は多少の頭痛はあっても起き上がれたので大丈夫そう。もうちょっと大人しくしています。
この寒暖差で体調を崩されてる方(私も)も多いようなので皆様お気をつけて。