↑読んで、続きがあるなら読みたいと思っていたので年末に読みました(本も返却しているので記憶頼りになりますが)。時期は2019年だったのでコロナの前です(帰国されて夏休みを過ごされてます)。あれから、コロナで世界中が大変な事になりイギリスも同様で学校はかなり長い間、休校になっていたと記憶しています。いつか、当時の事も書いてくださるのではないかと期待しています。


よく、日本は欧米の周回遅れの策を取る、と言われていますが、この本を読むと頷ける事も多いのが…いいのか、悪いのか…

SNSでお見かけする、みかこさんと同じようにイギリスの方と結婚されて一男という方の発言と照らし合わせると、やはり「移民政策」がイギリスに大きな影を落としているのは間違いないです。スナク首相が対策を発表されました。

そして、去年、日本で話題となった「LGBT」。みかこさんの息子さんの学校では「LGBTQ」にかなり力を入れてるとありました。先生も「ノンバイナリー(性別を決めない)」。日本はここに怪しげな活動家やNPOが入ってしまうのでおかしくなります。日本はどうなるのか…


みかこさんの感受性豊かな息子さんはバンド活動をされていましたが…そこはどこの国の学校でもあるちょっとしたいざこざがあってバンドは解散となってしまいました。この息子さんの通う学校は音楽活動が活発で、1で書かれていたアフリカから来た女の子、その後不登校気味で校長先生の誘いで音楽を始めると、彼女は素晴らしい歌姫でした。発表の場でその才能が保護者の前で披露されました。息子さん、協力してました。

そして、この発表会で毎回歌われていた楽曲を歌うかどうかの問題が。これはちょっと憂慮したいのですが、今の基準ではアウトだから昔の作品はダメ、という雰囲気が広まっています。日本でもたくさんありますが(外人の呼び方はダメと昨日ニュースになっていました)、クリエイティブな作品にまで影響しそうで、それは違うんじゃないかと思っています。


息子さん、テストの結果が…みかこさんの配偶者の方が「自分のようになってほしくない」と言われ(配偶者の方は運転手)、大学に進学してほしいと(イギリスの教育システムによれば息子さんはそろそろ準備しないといけないようです)。

イギリスは労働党と保守党で政権が行ったり来たりしてますが、政権が変わるごとにこれほど影響を受けるの?と。私は思ったんですが、生活にかなりのダメージがあるようで、読んでるだけで大変さが伝わりました。影響をあまり受けない層が選挙に関心を持たないのが日本ですね。


夏休み、帰国されてお祖父様との濃密な時間を過ごされたみかこさん達。家族旅行をされて温泉へ。そこで見たのは多くが中国人の姿。多言語が話せて仕事ができる。今は彼女達がいないと旅館がまわらないとまで。地方の観光事情までは知らなかったので、そうだったのか、でした。コロナ禍でどうなったでしょうか…

地方は人手がたりない…多様性、そんな事を感じられたようです。


帰国されてからは選挙…

ジョンソン首相の誕生です。そして、コロナ禍。

エリザベス女王が亡くなり、チャールズ皇太子が王となり、首相は三人目です(日本もですね)。

ウクライナとロシアは終わらないし、イスラエルとハマス。ロンドンでは繰り返されるパレスチナ系のデモ…


世界は混沌としていますが、息子さんはこれから、ネバーエンディングストーリー


世界の中の日本を知る、という事に役立つのではないかな、と思ってます。大事な人を護りたいなら世界情勢を知ること…

能登半島を中心とした地震で被災された皆様が速く落ち着きますように…
世界が平和でありますように…
コロナとインフルエンザに気をつけて😷(新しい株はかなり免疫回避が強いという事なので予防が大切です)