コロナ禍で開催できなかった「最果タヒ展」へ娘と行ってきました。コロナであらゆるものが中止になって泣いてたんですが(娘が)ようやく行けました。行ったんですが…


頭、痛い…(娘)

それだけ?気分は悪くない?

頭だけ…


う〜ん、凝った展示が三半規管の弱い娘にはちょっとダメだったみたいです。なんせ、螺旋階段(どこかわかる方は多いと思います。神戸のあの施設です)で「酔った」と言った子なので。

楽しみにしてたのだけど…一通り見たので出ようか、となりました。


とても人気の「最果タヒ展」で、開催された場所全体で展示が行われていました。観覧車の窓、

入り口のドア、エスカレーターにも詩が描かれています。止まって読むのは大丈夫なんですけど、エスカレーターはちょっとしんどいかな。


テーマは「六等星」

星で六等星は肉眼で見える限界…

最果タヒさんの詩は、一人でいる人や消えてしまいたいと思う人の心に響く…そんな言葉をたまたま見た番組で知りました。その時まで名前も知ることのなかった人でした。

1冊読んでみて(デビュー作でした。図書館にあったので)、正直???でした。

詩や短歌は小説と違い、1行、1語がその人を捉えて離さない。それまで生きてきた人の何かに触れる、そんな感じでしょうか…


「六等星」というタイトルから人はどんな場面を思い浮かべるのでしょう…広がりのある言葉



受付けで会場はかなり暗いです、と言われて入りましたが…確かに。そして、





こんな感じです(動画はダメですが写真は撮ってもかまわないということだったので)。

詩の言葉が↑のようにぶら下がっていて、それを読んでいると、クルクル回ってしまう形になってしまって頭が痛い、になったようでした。


私はこの詩が1番響きました。



こんな感じです。


チケットにも…

月の光がガラスの隅にだけ残って、昼も朝も、ここは静かな鏡のように光っている。きみの愛が美しいものだと言う人間は、きみのことを飼い慣らせるつもりでいるんだね  月面



4月からはまた別の場所で催事があるので…

こちらは大丈夫じゃないかな?



その後…

あのね、私の近くにいたカップルね、彼氏が「もういい?もういい?」って何度も訊くの。彼女がハッキリ返事しないから。そうなの、したにスタバがあったから、待ってるからゆっくりしたらいいよって言えなかったのね。そんな話しをする娘さん、アフタヌーンティーでしっかり食べて薬を飲んで復活しました。体調が悪いと、生んだ母は心配するのですよ。貧血の治療をして去年からはわりと元気なんだけど…



世界が平和でありますように…



〈余談〉

この秋(9月〜11月)、Perfumeの衣装展があの螺旋階段のある場所で開催されると発表がありました。詳細は6月ごろです。鍛えようね、と言っておきました。