娘を送り出して、家事をしながら朝の情報番組を見てます。リモコンであちこちと変えながら。今日も同じで「あさイチ」に合わせると、女性の病気についての特集でした。病気の症状には性差があること。最初は狭心症でした。「放散痛」の現れ方の違い。男女差が心臓に関しては比較的現れると。感心しながら見てると、次の女性に。
この方は五年間「うつ病」の治療をされていたそうです。でも良くならない。それがある検査で回復したと。それは「貧血の検査」でした。一日中横になって何もしたくなかったという女性。「私みたい」とこの辺りで思いました。次の「鉄欠乏性貧血」の値で「ピッタリ当て嵌まる」となり、妙に納得してしまいました。貧血の治療をすると元気になったも同じでした。
娘を出産してからというもの「過多月経」になった私は、これが普通なのかなぁぐらいにしか思ってませんでした。みんなこれくらいなんだろうと。そうじゃないという事が偶然分かって、健康診断でも指摘されるようになりました。でも貧血ぐらいの考えで積極的な治療はしませんでした。それが15年たって倒れて入院して検査すると、鉄飽和率が4%でした。フェリチンは三ヶ月後の検査でも8でした。先生が一年から二年かかるかなと言われました。
ここに来るまでの何年間かとにかく調子が悪く、起き上がれなくて寝てました。自分でも分からなくなって外出が出来なくなってました。病院に行っても精神科を紹介されて、その先生とは合わなかったし。でも「負担に感じる事は全て辞めなさい」に救われて、三年間引きこもった生活をして、入院を機に治療をして今に致ります。
テレビの彼女と同じで外に出てみたくなりました。「貧血」 ぐらいと思わないでちゃんと治療しましょう。理由も分からず寝込むのは家族も嫌だろうし、自分自身が一番嫌でした。
入院したとき看護士さんが「理由が分からなくて辛かったですね」と言って下さって、何かホッとしました。私、大丈夫なんだって。
女性の皆さん元気になりましょうね。なってくださいね。