これは「信濃のコロンボ」こと竹村岩男さんの事件です。
私は知らなかったのですが、各都道府県には自治体が制定した「歌」があるそうです。全く知りませんでした。花とか木なら知らなくもないですが…。「歌」です。
先生が書かれてますが「信濃の国」(信濃教育会出版部)という本を読んだのが執筆のきっかけだったそうです。長野県に1947・8年頃におきた分県運動が主題になっています。「信濃の国」という長野県歌の四番めの歌詞に沿って、連続殺人事件がおこります。この事件を竹村警部が解決するというストーリーです。
先生は長野県在住でいらっしゃるので、県民の気質を背景にした作品だそうですが、地元の方々はどう感じられたのか聞いてみたいなと思いました。
この事件の犯行動機は「復讐と狂気」になるでしょうか。自分を裏切った相手ではなく、その子ども達に復讐していく。 結局、我が子も巻き込んでしまう。それでも許せなかった。強い憎しみ。人を恨んだり、憎んだりする生きかた。許す生きかた。どちらも自分の内なる戦い。「生きる」という事と真摯に向き合うと、今の私には答えを出す事は難しい。でも自らリタイアする事だけはない。そう自分を信じてます。

雨の臭い
いつ覚えたの?
秘密なの?
ちょっとだけ
お姉さん気分

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