地理はそんなに不得意ではないのですが、この作品の舞台が思い浮かびませんでした。場所は愛知県で三河湾になるんですね。


事件の鍵の一つである「殉国七士の墓」に至っては何も知りませんでした。先生の戦争前後の生活についてはおりにふれて書かれているので知っていますが、それを踏まえていると理解出来る部分が多々あります。そしてそこに加藤周一さんの「私にとっての20世紀」で読んだ事を思い出すと、この国のありかたが少しはわかったかな?になりました。
事件としては、やはり開発に伴う利権争いが発端となって、という様になります。犯人は逮捕されました。
吉良上野介って愛知県の人だという事も知りませんでした。というか悪いイメージしかなくて。
たくさんの事を教えて貰った一冊です。

SMAPの中居君が特番で「頑張っている人を責めるのは止めよう」と、言ってました。同感です。言いたい事はたくさんあるかも知れません。でも、その人、人達が頑張っているのがわかったら、まずは応援してあげましょう。それが出来ないというのは、人としての「素直な気持ち」が無くなってしまったのでしょうか。「素直さ」が有るか無いかというのは、人としての「伸びしろ」の問題になるのではないかと思います。これから私達はまだまだ進んで行かなくてはなりません。「素直さ」を忘れてはいけません。

花冷え?
寒くないかな?
聞いてばかり
行ってらっしゃい
いつもの通り

Pray for Japan