日本の政治家にはパリピが多い! | 最近の古いモノは!

最近の古いモノは!

「最近の若い者は…」とよく言われますが、
そう言う「古い者」はそんなに立派だったのでしょうか?このブログでは過去の新聞記事等をベースに、「古い者」の昔を検証してみます。
「最近の…」と言われたら、「あなたの時代はもっと悪かった」と言ってやりましょう。




1970年代の事件




筆者も知らなかった略称!


昨今の小説や漫画などでは
ある設定が幅を利かせている。


それは…



転生だ!



つまり生まれ変わり



ある人物などが死に
それによって別の人生を歩む。


そしてなぜか知らないが、
その前の(ある程度の)記憶と能力を維持し、

新たな活躍をするのだ



例えばこの小説



何の因果かスライムに転生する人の話。

これはアニメにもなっている



またこのように剣に転生するものもある。


これもアニメになっている




またキャラクターは変わらないが、
全くの異世界に転生する場合もある。





このように転生とは
現在の作品では多く取り入れられている。


これは場面設定などに
都合が良いことも理由だろう。


歴史上の人物が
現代社会によみがえり、
そこでトラブルを起こす。


作品としては柔軟性がある。




例えば以前では…
薬品で子どもになって
難事件を解決するといったものもあった。


例えばこれ


長年にわたって親しまれている作品だ。




しかしこれは転生ではない


主人公が子どもになるだけで
舞台等は全く変わらない。



やはり転生とは
最近の流行なのかもしれない。




そんな転生モノの一つがこれだ!





三国志の諸葛孔明が
そのまま現代の東京に生まれ変わり

駆け出しの歌手の売り出しを手伝う。


これもアニメ化されており
それだけじゃなくドラマ化もされている





因みに諸葛孔明とは
昔の中国の三国時代


の軍師だった人物。




何で三国志の時代から
現代の東京渋谷に転生した?


それも日本語をしゃべって…。



そんな野暮なことは言わない。
 

それなら物語にならないから。






ところでそのような諸葛孔明が転生する物語だが、

別の意味で驚きがあった。




それは…




「パリピ」という言葉だ。




恥ずかしながら筆者は

パリピなる言葉を知らなかった



パリピとは

《パーリーピーポー(パーティーピープルの転)の略》
俗に、集まって陽気に騒ぐのが好きな若者たち。


パーティが好きな人々…
そうやって陽気に騒ぐ若者。


それをパリピという…らしい。



因みに2015年のギャル流行語大賞
第1位にも選ばれている。


そんな賞があることも初めて知ったが、

なるほど…ギャル流行語なら知らないはずだ。


さらに因みにだが…

ここに載っている歴代のギャル語の
ほとんどを知らない。


なんだ?「つ」(2015年第10位)って…


「都合がいい女」を略して「つ」らしいが、

「都合が悪い女」でも使えるだろ?


それどころか
「付き合いが悪い女」でも
「つまんない女」でも略して

「つ」だ!


何でもイイじゃねーか!



ということはさておき

いずれにせよ「パリピ」とは…

パーティーピープルの略らしい。



じゃあ…

パーティ好きな奴等は
みんなパリピというのなら、


コイツ等もみんなパリピだな



政治資金パーティを開催する政治家たち

「○○君を励ます会」
「△△君 躍進の集い」


などのパーティを行う政治家。





一部で誤解があるが、
彼らは単にパーティが好きなんであって

金を稼ぐためではない。


一部では来場者から2~3万円取り、
コストを半分以下にすることで

約1千万ほどの利益を稼ぐとのことだが、

政治家は金ではなく、
パーティ好きなだけなのだ。





何しろパーティが好きすぎて
報告書をミスをするくらいなのだから

相当なパリピといえるだろう。


わかるわかる!


パーティに明け暮れていれば、
報告書をミスることもあるよね。


これは間違いなく不正ではなく
報告書のミスだ!



国民はみんなわかっている。


自民党が不正などする訳がない

ただただパーティが好きなので、
羽目を外し過ぎただけだ。



事実、岸田政権の支持率はうなぎ上り

なんと支持率74%


万全だ!

これは年内の解散総選挙も狙える。


パリピのノリで、

解散してみるか?
 

 



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官僚  総理…報告が…
 

官僚  最近の支持率ですが…
 

官僚  一部では74
 

官僚  政権発足直後ならまだしも
 

官僚  2年以上たってこの支持率とは
 

官僚  驚異的です。
 

官僚  普通、発足直後は高く
 

官僚  段々下がっていくモノですが、
 

官僚  岸田総理の場合、
 

官僚  発足直後こそ低かったのですが、
 

官僚  徐々に上がっていって、
 

官僚  遂には70%越え
 

官僚  支持率が…
 

官僚  きっと総理の魅力が
 

官僚  徐々にですが国民に浸透…
 

官僚  そこに減税効果なども加わって
 

官僚  急激に伸びてきているのでしょう。
 

官僚  支持率が…!
 

官僚  これはチャンスです。
 

官僚  この機会を捉え、
 

官僚  解散しましょう!
 

官僚  解散は総理の専権事項
 

官僚  私のような役人が
 

官僚  口出しすることではないのですが、
 

官僚  総理の側近として仕え、
 

官僚  総理のためを思う私としては
 

官僚  ここは勝負の時
 

官僚  年内解散です。
 

官僚  誰も予想していないことですから
 

官僚  不意を付けます
 

官僚  ここで勝負すれば、
 

官僚  長期政権間違いなし。
 

官僚  ご英断を…!
 

官僚  えっ私ですか?
 

官僚  立憲民主党支持者です。
 

総理  ・・・・・・・・・・!
----------------------

 

 




とは全く言っていないし、
きっと解散しないだろうが、


これで解散したら面白いな!






パリピの誕生!

ところでこのような政治家のパーティーだが、

いつ頃からやっているのか?


これは三木政権の時代(1974年~76年)頃からだ。


三木政権の前には田中角栄政権があり、

金権政治がまかり通っていた。

さらにロッキード事件があった。


ロッキード事件とは
外国の企業「ロッキード社」から
現役の田中角栄総理が
5億円の違法な献金を受けていた事件。


そこで金権政治にストップをかけようと
企業からの大口献金が減り、
そのため金を稼ごうとして
政治資金パーティが多く開かれた。



197611月8日の新聞夕刊には

-------------
”高額パーティー”花盛り
-------------

とある。


企業からの大口献金が無くなった以上、

何かで稼がないといけない。



そこで目を付けたのがパーティーだ。



パリピの誕生である。

 

 


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議員  えっ

 

議員  大口献金が禁止?
 

議員  企業からの大口献金が
 

議員  禁止だと?
 

議員  それは困る
 

議員  だって俺たちは…
 

議員  企業からの献金が無いと
 

議員  生活に困る!
 

議員  もちろん歳費は貰っているよ
 

議員  でも…それじゃ―ね。
 

議員  秘書の金も出せない。
 

議員  もちろん第一秘書や第二秘書は
 

議員  国から金が出るよ。
 

議員  現代ではそれ以外に政策秘書も出る。
 

議員  しかし…ね。
 

議員  2人(今では3人)じゃ全然足りない。
 

議員  大体、秘書の仕事は東京だけじゃない。
 

議員  地元でも活動してもらわないと
 

議員  当選は覚束ない。
 

議員  だから人を雇う必要があるし、
 

議員  その分、金が要る
 

議員  それなのに企業献金が…
 

議員  それも大口献金が禁止なら
 

議員  非常に困る!
 

議員  どうしよう…。
 

議員  そうだ…パーティを開こう
 

議員  政治家パーティなら
 

議員  参加者に2~3万円を貰い、
 

議員  食事代をケチれば
 

議員  結構金が浮く
 

議員  それなら問題ない。
 

議員  それにしても
 

議員  三木の野郎…。
 

議員  ふざけんな)!
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因みに…その後に三木総理は党内で反発が起き、

三木おろしといわれる事態になったが、

それは金集めに窮した議員が
多かったからといわれる。
それだけが理由ではない。


つまり三木政権なら

金が集まらない、

ということだ。




いずれにせよ政治家はパリピが多い。


なにしろ総理が率先して
パリピになっているからな。