１９７０年代の事件
◎韓国での腎臓の密輸！
生きたい！
これは人間にとって当然の願望だろう。
できるだけ長生きしたい。
叶うものなら不老不死になりたい。
昔、秦の始皇帝も不老不死を願ったそうである。
最近では、医療も発達して長生きできるようになった。
そして長生きできる技術の一つに臓器移植がある。
そして臓器の移植は他人の臓器を移植するもので、
交通事故とかで死亡したドナーから提供される。
しかし臓器の移植は死後すぐに移植しなければならないので、
非常に難しい…のみならず、
犯罪まがいのことに使われることもある。
つまり金持ちが優先的に臓器の提供を受けたり、
貧困国から臓器を密輸したりといったことである。
１９７７年３月９日の新聞に以下の記事が載った。
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胎児の腎臓 大量に買う。韓国から２万数千個
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記事のよると経緯はこうだ
韓国で妊娠中絶によって取り出した胎児の腎臓を
アメリカに大量に密輸していた。
その数は年間数千個
その一部はフォートデトリックに送っている。
ここには陸軍生物兵器研究基地があり、研究に使われている。
との事だ。
生物化学兵器開発のメッカで、
一説によると７３１部隊の資料が保管されているとのこと。
◎何のために？
こんなところで胎児の腎臓を何に使うのかというと、
朝鮮半島で頻発する流行性出血熱の研究のためである。
本当か？
怪しい研究のためじゃないのか？
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研究員 だから病気の研究です。
研究員 それ以外はないです。
研究員 朝鮮半島特有の病気です。
研究員 出血熱です。
研究員 朝鮮戦争の時から被害があるんです。
研究員 結構死亡率も高いですし、
研究員 これまで４０人ほどアメリカ人が死んでいます。
研究員 だから研究しなければ。
研究員 朝鮮半島だから韓国人の腎臓が最適です。
研究員 それが医学の進歩につながります。
研究員 何ですか？何がおかしいのですか？
研究員 作っていませんよ。生物兵器なんて。
研究員 昔は作っていましたよ。
研究員 でも今はスパッとやめましたよ。
研究員 信じてください。
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ところでこの密輸は何で運んでいたのかというと、
日本航空が運んでいたのだ。
それに対して一部で批判があったが、
日本航空は
落ち度はない！
と主張している。
なぜならば、その積み荷は…
韓国政府の輸出許可証明がされていたからである。
韓国政府がお墨付きを与えていた。
もしかして国家ぐるみか？
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日航 知りませんよ。
日航 私たちには責任はありません。
日航 運んだだけですから。
日航 中身？調べてませんよ。
日航 その必要はないでしょう。
日航 だって輸出許可証明が認可されているんですよ。
日航 つまり韓国政府がお墨付きを与えているんです。
日航 それじゃ疑いようがないでしょ。
日航 というか…それで調べたら国際問題になります。
日航 どうして許可？知りません。
日航 それは韓国政府に聞いてください。
日航 まあ答えないでしょうがね。
日航 だから私たちには関係ありません。
日航 そりゃ気分は良くないですよ。
日航 いくら手続き上の不備はなくてもね。
日航 胎児の腎臓の密輸に手を貸していたんですから。
日航 後ろめたさはありますよ。
日航 でも全く関係ありませんから。
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まあ日本航空の責任を追及するのは無理だろう。
だって韓国政府が許可証明を出しているのだから
しかし後ろめたさはあるという。
ま…そうだろうな。
◎「ミスター李」を探せ！
で…どうして韓国政府は許可証明を出したのか？
この密輸に韓国政府も関与しているのか？
謎が謎を呼ぶ展開である。
いずれにせよ年間数千個もの腎臓を送れるとは
大掛かりな組織がバックについているんだろう。
韓国政府を動かせるような。
そして米韓政府に股をかけた巨大な臓器密輸グループなら
日本航空ごときは敵ではない。
そのキーマンはアメリカサイドの取材で、
「ミスター李」
と呼ばれているそうだ。
米韓政府を動かし、
巨大な組織を束ね、
年間数千個もの腎臓を送る男、
それが「ミスター李」の正体である。
この謎の人物の正体が発覚することは
ありえないだろう。
もし正体を探ろうとすれば、
消されるかもしれない。
そう…ゴルゴ１３の正体を探ろうとした人物が消されたよう。
と・・思っていたら
あっさり発覚した。
「ミスター李」の正体が…。
どうして発覚したのか？
なぜ発覚したのか？
そして「ミスター李」とは誰なのか？
それを次回書こう！
こうご期待！