2020年1月22日

 

NZ 北島 タウランガ、ロトルア (3)

 

North Iland    Tauranga 

 

今年も、元旦明けに 北島の友人に会いに行きました。

タウランガは、暖かく自然が綺麗なので定年後に引越してくる町の典型ですが、商業都市としても活発になってきていました。

海上に正面に小さく見える山が マントマンガヌイです。

 

 

 

 

 

 

マントマンガヌイの港には、石油タンクが並び

 

 

 

 

その上 豪華客船も寄港していました。写真左に見えるのは、道幅よりも広い船体です。

 

 

 

 

 

 

 

ガーデニングのお好きな友人御夫婦は、定年後にオークランドからタウランガに引越し農場地を買って、20年の間に 

 

 

 

 

後庭はリンゴや柿、シトラス類の果樹園と野菜畑に

 

 

 

     

 

    

 

   

 

 

   

 

  

 

 

 

表玄関と前庭は、ニュージランド式の日本庭園を造り、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中庭はバラを植え、

 

 

 

 

    

 

  

 

 

 

 

毎日、太陽の下で体を動かし、恵みのフルーツを収穫しては そのフルーツが毎日の朝食でした。そして、中間に軽くマーフインと紅茶を飲み、後は夕食の野菜と魚が多い素朴な 1日2回食を続けておられます。

 

 

 

 

台所とリビングの繋がった部屋で朝食を、

 

 

 

 

 

 

この家は玄関からすべて開放的です。

 

 

玄関には、椅子が置いてあり、座って くつを履き脱ぎやすくくするためです。

 

 

 

玄関の左側に、夫妻の寝室が有り、

 

 

 

 

 

次に、3部屋続きの応接間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵や書が飾ってあります。

 

 

 

 

 

 

人は父親譲りの文化人ですから、ピアノを弾きながら歌い、余暇には絵を描く豊かな生活が、ニュージランドにはあります。

 

 

 

 

 

絵を描く部屋は別棟になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貝原益軒の「養生訓」の言葉通りの生活ですね。

 

『心は身の主なり。しづかにして安らかしむべし。身は心の奴也。うごかして労せしむべし。心やすくしづかなれば、天君豊かに、苦しみなくして楽しむ。身動きて労すれば飲食滞らず、血気めぐりて病なし。』

 

 

Rotorua

タウランガから インターシティーバスに乗ってロトルアに移動しました。

 

 

 

 

 

御両親がオランダからの移民の2世家族が夏を、亡き両親が残した家に集まり、共に数日間入れ替わりながら過ごします。

 

 

 

 

 

その家の居間には、オランダのタペストリーが飾られ

 

 

 

 

食卓テーブルに丸い絨毯がひいてあるのがオランダ風とのことです。

 

 

 

 

家の前にはオカレカ湖が広がり、

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年はその湖でカヌーと帆のあるヨット体験をしましたが、今年は電動式のボートに乗りました。

昨年よりは子供達もすっかり大きくなり、次男はボートを運転するほど成長されておられました。

 

 

 

 

 

 

子供達は、ドーナツと言うボートが綱で引っ張る頑丈な浮き輪に乗って、ボートのスピードで波しぶきを上げながら大きく揺れ動きながら、左へ、右へと10メートルほど海上を移動しますので、危険を伴う冒険が大好きです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを指導する父親は今年は海上スキーに挑戦していました。

夏休みは、親が子供達を鍛える休暇なのです。

 

 

 

 

 

 

 

昼は湖で遊び、夕飯は親族間で持ち寄り、一緒に食卓を囲む絆を深める時間です。

 

親族でない私までも、いつも仲間に入れて下さるニュージランド人の寛容さにも、感謝です。

滞在中には 私も稲荷寿司とお好み焼きを作りました。

 

 

 

 

 

 

 

食事の後は、カードゲームをするのが移民をしてきて、しっかり働いたニュージランドの人の慣わしのようです。クライストチャーチのスコットランドからの移民2世もそうでしたね。

 

 

 

 

ルクセンンブルグの家族も、兄弟間でいつも交流しますので、従妹達はお互いに何かあったら助け合います。さて、日本は如何でしょうか? 何もないけれども、昔のように手作りのお漬物で、一杯のお茶を飲むユトリを取り戻したいですね。

 

2020年が平和にスタートしました。どうぞ、太陽と共に起きて、貝原益軒のように、しっかり体を動かし働けば、心が豊かになると私も信じております。   

 

今年も宜しくお願い致します   松村温江