慟哭、「長女のファイル」捨てがたい物、明治パークで、、らかん果

こんばんは。

「慟哭」

昨年9月、長女がオペ入院になったから、保育キャンセルしだして毎日病院通い（面会できなくても）ほぼ1ヶ月保育しなかったけど。このたびは２ヶ月ちょい休止してる😂

毎日、人と会っても、どこか出掛けても、家に帰ると、いや、チャリでひとり移動中も長女を想い泣けてくる。

よくとまぁ、どこもかしこも枯れてるというのに、こんなにも涙がでるもんだ。

たとえば、3月１日以降の日付やスケジュールなど長女が書いてたのをみると、なんでこんなことに、なんで、なんで、という想いが込み上がり、叫ばないではいられない。

わたしの残りの人生は、この上なく苦しいものになった。けど、それでいい、わたしと子どもとの関係は希薄でないし、わたしにとって長女は生きがいだった。

心細かったね、ひとり限界がくるまで苦しんで、病院にいるのに、だれも助けてくれなくて。こんな現実に直面し苦しまない親はいない。（←いや、人間とはいえない親はいる）

いやというほど苦しんだ長女は、いまは苦しんでいない。長女と一緒に、この苦しみを笑ってやる。

「長女のファイル」

長女がエアベットで寝てたとき、ベットの足の方にはたくさんのファイルが散乱していた。　　　　

長女は、よくベットの頭側の木のヘッドボートに頭をかけ寝ながら携帯をみていた。痛そうだから、ベットにのりこんで、長女の体をずるずる下に動かすときもあった。足元に物がたくさんあるから上にいってしまうと思った。

ちなみに、エアマットのリクライニングベットにしたのは半年の褥瘡入院のあとからで23歳の頃、それ以前は、普通のシモンズのローベットに寝ていた。そのベットがロフトの下にぴったりいれられたので、狭い部屋でも大きめの白い机まで置けた、その頃はベットにファイルなど荷物はなくて机の上や引き出しの中にあった。

話しを戻すと、

エアマットの足元を占領してた物は、いくつものファイルのほか、冊子導尿の管、買い溜めの30mlのゴミ袋、ノートなどなど、、、。

長女はなんでも捨てるのを嫌がるし、目に見えるところにすべて置かれてないと安心しない。オムツパックもエアベットのまわりに並んでいた。

邪魔すぎて私が、棚の上におむつを積み重ねると、すぐなんとかして元に戻してた長女！　使い方にもこだわっていて、1パック使いきるのではなく、じゅんぐりどのパックも開けてひとつずつ使っていった。（トイレのトイレットペーパーも自分で12ロール買ってきて、同じように少し減ると新たに取り替え管理。長女は導尿だからトイレットペーパー使わないけど。）

自称綺麗好きのわたしは、長女が外出した貴重な日、ベットの足元にスペースができるように整理整頓し、ファイルの中ものぞいて、あまりにも明らかに要らないチラシなどをぬいて捨てた。導尿の管の空箱なんかもどんどんたまるから捨てた。たまにバレると長女がキレて怒っていた。

でも、そのうちそんなに散乱してても気にならなくなっていった。

子どもがいたらわかるだろう、あっちにこっちに、綺麗にしては汚され、綺麗にしては汚され、何年も繰り返して、歳をとって、綺麗にする方が追いつかなくなり、いつのまにか気にならなくなるってやつ。心広く柔軟になったというか綺麗好きでなくなったともいうw

長女のベットにあったファイルたちを、ひとつひとつ手に取り中身をだして丁寧にみていった、長女をさがすような感じ。

ファイルの中身は、昔の書類、２02０年からのメンタルクリニックの予約票たち、某大学病院の受付票や予約票、これまでの事業所の明細書、メモ、手紙、スポーツ協会からの封書類、古いレシート、地域や施設のチラシなどなど・・

長女が生きてた時は、ファイルがパンパンになって、ファイルから中身があふれてでて、折れ曲がって入った紙を少しでも捨てなきゃとしか思わなかった。

ところが、いま、長女がためた物が、愛おしくて捨てがたい。捨てるのが惜しいよ。

大切な人と向き合うってこーいうことだね。頭ではわかってたのにわかってなかった、長女（光来）を亡くして得たこと。

時間をもどして、もういちど、ママは光来と向き合いたいよ。

長女が他界してから、わたしは長女のエアベットで寝ている。まだ匂いの残る長女の枕で、オペ後にきてた腕に嘔吐の吐血ついたパジャマを洗いたくないからビニールに入れて枕元にある。（49日だけ出してそれ着て寝た。）

ファイルとかはベット上からなくなりカゴにまとめてあるけどw 長女の物に囲まれている。トイレの洗腸セットとかもそのまま。

光来はママのたからもの。