【8月の旬野菜】カボチャのお話 | 三つ星カレッジのまるごと旬野菜のブログ

【8月の旬野菜】カボチャのお話

8月の旬野菜:「カボチャ」

夏に食べたい旬野菜「カボチャ」のお話です。





日本では冬至にカボチャを食べる風習がありますが実は、夏から秋にかけて収穫シーズンを迎えるお野菜です。


現在、日本で栽培されているのは日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類。

日本かぼちゃはネットリしていて、しょうゆとの相性も抜群。

煮物など日本料理に最適です。

最近、よくでまわっているのは西洋かぼちゃ(別名栗かぼちゃ)。

甘みが強く、ホクホクした味わいです。

サラダやスープ、お菓子作りなどいろんな調理法に使えます。

あなたはどちらのカボチャがお好みですか?






~「カボチャ」の選び方・栄養・保存方法~


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★美味しい「カボチャ」の選び方

まるごと買うときは、皮が硬くて重みがあるものを選びましょう。

カットしてあるものを買うときは 果肉の色が濃くぎっしり詰まっているもの、

種が丸く太っているものがベストです。




★「カボチャ」の栄養


カロテンが多く、体内でビタミンAに代わり粘膜や肌を保護する働きをします。

ビタミンC、ビタミンEもたっぷり含まれているので、

抗酸化作用の働きがあります。 冬のイメージがあるカボチャですが、

実は、夏にこそ食べたいお野菜だったんですね。

貯蔵しやすいカボチャは、緑黄色野菜の少ない冬まで貯蔵できるので

冬至に食べて不足しがちな栄養を補っていたようです。




★「カボチャ」の保存法

デンプンを糖に変える酵素を持っているので、

収穫直後よりも収穫後、約1ヶ月頃に糖化がピークを迎え、

甘みが増して食べ頃になります。

丸ごとのままなら2-3カ月常温保存ができますが
カットしたものはワタを取ってラップして冷蔵庫で保存しましょう。




★美味しい「カボチャ」の料理法

カボチャは皮が硬いので煮物を作るときは、ところどころ皮をむいて煮ると

味がしみ込みやすくなります。 またワタはきれいに取り、

面取りをすると煮崩れせずに炊きあがります。

水っぽいカボチャは茹でるより蒸した方が良いです。



カボチャのお話はいかがでしたか?


まるごと旬野菜では、8月中、カボチャのいろんなレシピを

ご紹介していくので楽しみにしていてくださいね♪






ペタしてね









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ナイフとフォーク
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愛知の野菜ソムリエ講師・料理研究家 三つ星カレッジのまるごと旬野菜のブログ


田中 稔さんのご紹介!


田中先生はフードコーディネイターとして飲食店のメニュー開発や多数のTV番組・雑誌等で活躍されています。また、オリーブオイルの講習や食育の推進、野菜ソムリエ講師など多彩な分野でも活躍中。 最近は、自らも畑を作り「地域の野菜復興」に精力的に取り組まれています。「野菜のことをもっとしりたくて」と始められた田中先生の菜園では、季節野菜や愛知の伝統野菜など栽培されていらっしゃいます。


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