前回
のつづき~
●9月23日(日) : 旅行3日目
の続きでごじゃりまする
モン・サン・ミッシェルの参道(グランド・リュ)をずーっと上がっていくと、、、
修道院に到着~
受付で入場料(9ユーロ)を支払い、
パンフレット(日本語版もごじゃりました)をもらって、
いざ入場
もともと、この地は単なる岩山でありましたが、
708年、近くに住むオベール司教のもとに、
こちら で鎧をまとっておられた大天使ミカエルが現れ、
「かの岩山に聖堂を建てよ」
とお告げになったそうな。
ところが、オベール司教はその言葉を信じないものだから、
大天使ミカエルはご立腹になり、
ついに3度目の降臨の際、
オベール司教の頭に指を差し込んだとか
こうして、ついにオベール司教は聖堂の設立を決意し、建設。
で、なんと!! 指の跡のある頭蓋骨が、
オベール司教の故郷アヴランシュに今も保存されているそうな
信じるか信じないかはあなた次第
なんて(笑)。
そして、入口を通過すると、
切り立った崖のような壁が出現。
高ーい壁と壁の間の階段を上りまする。
まるで映画「ロード・オブ・ザ・リング」
の世界のようなり。
階段を上りきると、、、
わー!
いい眺め!
「西のテラス」という大きなテラスからの眺めでごじゃります。
下に見える道路は、みつ坊一行がホテル前から歩いてきた一本道。
同じく「西のテラス」からの眺め。
見渡す限り、干潟が広がっておりまする。
そして、修道院付属の教会の中へ。
光が沢山入ってて、明るい
前を歩く親子3人がほのぼのしてて微笑ましかったなり
続いて、「列柱廊」へ。
ここは、別の棟へ行くための分岐点で、
食堂、厨房、教会、寝室、古文書保管室、そしてさまざまな階段へとつながっておりまする。
かつては、修道僧の祈りと瞑想の場でごじゃりました。
厳かで落ち着いた雰囲気。
もう1枚
この列柱廊は、二重の細い円柱が優美なアーチを支えており、
13世紀ゴシックの傑作として評価が高いようでごじゃりまする。
お次は、「食堂」
電灯はどこにもついていないのに、
非常に明るくて驚いたなり
天井のアーチも素敵
ちなみに、、、
それまでのロマネスク様式による建物内部の暗さを嫌った修道士たちにより、
12世紀~13世紀、こちらの食堂や先ほどの列柱廊などの
「ラ・メルヴェイユ(驚異)」と呼ばれる棟が増築されたとのこと。
こうして、修道院は幾多の増改築を繰り返して、今日に至っておりまする。
食堂から移動する途中の階段には、
大天使ミカエルがオベール司教に「聖堂を建てよ」とお告げになったシーンの彫刻が。
よ~く見ると、
真ん中の大天使ミカエルが、足元にいるオベール司教の額に指を触れておりまする。
続いて、「迎賓の間」
ここは、修道院長が巡礼に訪れた貴賓を迎える部屋。
多くのフランス国王が訪れたそうな。
こちらも、光がうまい具合に取り込まれてて、非常に明るい
そして、通路には大車輪が
モン・サン・ミッシェルは、そもそも聖堂、修道院でありましたが、
百年戦争時には、要塞として使用され、
1789年に勃発したフランス革命時には、牢獄として使用されました。
この大車輪は囚人用の食べ物を上階へ運ぶために設置されたもので、
6人の囚人が車輪の中に入り、人力で動かしていたようでごじゃりまする。
続いて、「修道僧の遊歩道」
ひー、真っ暗Σ(゚д゚;)
窓がないため、光が全然入ってきませぬ。
ロマネスク様式のようでごじゃりますが、
こんなに真っ暗じゃ、修道士たちが嫌うのもわかりまする(笑)。
そして、階段を下りて、、、
あ。
相方がちと写りこんじゃった
加工するのも面倒なので(笑)、このままUP
最後に、土産物店へと続きまする。
その土産物店の前にあった看板。
久々の漢字に遭遇したので、思わずぱちり(笑)
これにて、モン・サン・ミッシェル観光終了~
再び一本道を歩いてホテルへ戻りまする
右側は工事中
2015年、海に浮かぶモン・サン・ミッシェルにお目に掛かれる予定。
一本道を歩いていたら、
無料のシャトルバスが止まっていたので、乗り込んだなり
みつ坊一行が宿泊するホテル
手前とモン・サン・ミッシェルの間を往復しておりまする。
5分~10分間隔くらいかな??
こちらに乗ると、徒歩30分のところを5分で到着~
のバスなり
前後に運転席があって、
終点につくたび、運転席を移動しておりました。
それにしても、タダというのは有難いわぁ~
時刻は夕方6時前。
せっかくだから、ホテルから徒歩5分くらいのスーパーでお買い物しようということで、
そのままスーパーへ
食料品、飲み物から、洗剤や歯磨き粉などの日用品まで、
何でも幅広くごじゃりました
お店の中もしとけばよかったな
ちなみに、みつ坊一行はお部屋でつまむ用に、ハムとチーズを購入~
そして、再びホテルへ戻り、
身支度を整え、いよいよお待ちかねのディナー
続きは次回