ツイてないことばかりという方は、もしかして天中殺の真っ最中かもしれません。四柱推命では天中殺がいつなのか分かります。その前に天中殺とは何かみていきましょう。



  天中殺


天が味方しない不遇の時期を天中殺といいます。空亡という呼び方もあります。地上の神様だけがおられ、天上の神様はご不在。そのため、天に見放されたときなのです。やることなすこと裏目に出る、トラブルばかり、隠しごとがバレる、といったことが起こってきます。実際、不祥事が明るみになっている有名人は天中殺の真っ只中という方が少なくありません。12年に2年間、1年に2ヶ月間の周期で誰にでも巡ってきます。



  天中殺の種類


天中殺は6種類あり、それぞれ不運が訪れる時期が違います。それぞれ特徴もありますので、まとめていきますね。

子丑天中殺

子年、丑年、12月、1月が不運期。父親や目上との縁が薄い分、目下との絆が深くなる。自分で会社をおこすなど、何かを始めるという初代運を持つ。

寅卯天中殺

寅年、卯年、2月、3月が不運期。母親や兄妹との縁が薄い分、自分がつくる家庭との縁が深くなる。実家の事業を継ぐなど、後継運を持つ。

辰巳天中殺

辰年、巳年、4月、5月が不運期。家族との縁が薄い分、突出した個性を持つ。家系から離れた方が開運する。現実主義者。

午未天中殺

午年、未年、6月、7月が不運期。子どもや目下との縁が薄い分、親や目上との縁が深い。家系を締めくくる、家業をたたむなどの末代運を持つ。

申酉天中殺

申年、酉年、8月、9月が不運期。家庭との縁が薄い分、社会でバリバリ働くことを好む。財運を持つ。自分が財に恵まれない場合は、自分の子に財運が受け継がれる。

戌亥天中殺

戌年、亥年、10月、11月が不運期。家族との縁が薄い分、高い精神性を身につける。社会からの支援にも恵まれない。家系から離れたり、孤軍奮闘して自らの道を追求したりした方が開運する。



  過ごし方


新しいことを始めても上手くいきません。転職や結婚、引っ越しなども避けた方が無難です。こんなはずではなかった、というふうになりやすいです。人と喧嘩してしまうことも起こりやすいです。頭に来て言い返したりすると、とんでもない事態に発展します。相手から理不尽なことを言われたら、その場は堪えて後で自分を振り返ってみましょう。相手の言うことに一理あったりしませんか?もし本当に相手が理不尽なのであれば、黙って距離を置いてみてはいかがでしょう?売られた喧嘩を買うと自分ばかりが悪者になってしまう運気なのです。また、自分の欲を叶えることを優先するとしっぺ返しがくる時期でもあります。相手に譲ることや人のためになる行動を心がけましょう。
転職したくない、動きたくないと思っていても、無理やり追いやられることもあります。そんなときは大きな運気の流れがあなた様を新しい世界へ連れて行こうとしているのです。いずれ意味が分かります。
天中殺には自分の生き方を問うような出来事が起こります。よく自分のあり方を振り返り、自分を作り変えてみましょう。休息や勉強に当てるのがベストです。メンテナンスを頑張った人ほど、天中殺が明けてから、新しい世界が開けていきます。


  大運天中殺


天中殺が20年間続くという大運天中殺もあります。一生の間に巡ってくる人もいれば、巡ってこない人もいます。天中殺の時期は異常なことが起こりやすく、極端に不運になることもあれば、極端に幸運になることもあります。有名人の中には、この大運天中殺の好転の運気を使ってブレイクを果たす人もいます。

ご自分の天中殺はネットで調べることができます。いつもご紹介している「マニアック四柱推命」様でももちろんお調べできます。



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