言わずと知れた元フィギュアスケート選手
金メダリスト
現在はプロとして活動中
今年(2023年)結婚と離婚。
結婚生活はわずか105日にて終わりを迎えました。
離婚の理由は、お二人とも結婚運が悪かったこと、運命上の相性が悪すぎたこと、
結婚時期も悪すぎたことにあります。
お二人の人格とは関係がなく、離婚は避けられないことでありました。
この離婚によりかなりダメージを受けてしまった羽生さん。しかし、来年以降も運気的には
厳しい時期が続いていきます。離婚や運命を乗り越えていくには、どうしたらよいのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
命式
1994年12月7日生まれ
年柱 甲戌(辛)丁戊 印綬 偏財 養 空亡
月柱 丙子(癸) ごう財 偏官 絶
日柱 丁卯(乙) 偏印 病
戌亥空亡 守護神:甲 庚
甲戌は、未知の世界、未来への前進に非凡な力を発揮する干支。
この年生まれのアスリートは多く、やはり成功しています。
丙子は冬の小川に太陽がキラキラと照り映え、スポットライトのような干支。
日主は丁。寒さに凍える人々をあたためる焚火。
東日本大震災では仙台にて被災。練習の継続が危ぶまれる中、スケートをやめず、
結果を出し続けた羽生さんは、まさに焚火のような存在でありました。
震災以降、ずっと世相は暗かった日本。人々の希望の存在であったでしょう。
今回の騒動の背景
月柱 絶は、中年期の家庭運低迷を表し、離婚になりやすいと言われます。
(元奥様も同様)
羽生さんの場合、年柱の甲は守護神でもありますが、中殺されてもいます。
つまり、母親や目上のサポートが自分のためになり、自分のためにならないという
矛盾があります。(母親のせいで離婚になったかどうかは世間には知る術も干渉する
権利もありませんが)そろそろ30歳、年柱の表す若年期を抜けて、月柱の表す中年期に
入っています。母親や目上には頼らず、自分の路線を行った方がいいでしょう。
しかし、年柱、日柱には支合があって結びついているので、離れ難いでしょうね。
あと、この支合には、スタートとゴールがくっついていて、過程をすっ飛ばすという
意味があります。よく言えばスピーディーに結果を出す人、悪く言えば「待てない人」です。
中心星が偏官なので、尚更です。
さらに、偏財に天中殺がかかっており、類い稀な魅力の持ち主になりますが、好きでない人に
好かれる、ストーカー被害の暗示があります。
●元奥様の命式
年柱 丁卯
月柱 癸卯
日柱 辛酉
年日天剋地冲 月日対冲
羽生さんとは、恋愛の相性はいいですが、結婚の相性は最悪です。
元々、天剋地冲夫婦であるところ、この奥様自身の年日天剋地冲と対冲、
しかも卯年に結婚したことにより、四重に配偶者・家庭破壊の運気が入ってしまいました。
この結婚の継続により、お二人自身がどんどん破壊されていってしまうことは言うまでもありません。
●離婚の時期
今年(2023年)10月壬戌は、羽生さんにとっての配偶者中殺でした。配偶者や家庭が意に沿わない。
11月癸亥は、準配偶者中殺、官中殺、心の座である中心星の中殺でした。世間から激しくバッシングされ、
精神的に参ってしまうという象意が出過ぎるほど出てしまいました。
辛かったですが、天中殺には切れるべき縁が切れるといいます。これでよかったのです。
12月甲子は羽生さんにとっての守護神ですので、バッシングは下火になると予想されます。
耐え忍んで参りましょう。
今後の運勢
来年(2024年)甲辰は、年柱納音です。仕事上での大転換が予想されます。何らかの結果が出て、今後の方向性を
考えるようになるでしょう。くれぐれも結果を急がず慎重に。羽生さんの場合、母親や目上の破壊運でもあり、こちら
の方に何かある可能性も。(母親のことを気にかけてあげると良いでしょう。関係性が変わる可能性も。)
※母親の破壊といっても、死ぬという訳ではありません。念のため。
再来年(2025年)からの10年間は大運が変わり、庚辰の運気に入っていきます。年柱天剋地冲、日柱害。
守護神完全破壊。仕事でも思うように進めず、結果のまとまりも悪いかもしれません。再婚した場合、
家庭でもストレス。それでも庚は第二守護神であり、おそらく致命的なことにはならないでしょう。
やはり結果を急がず、今後のために努力を続けて参りましょう。
●活路を見出す
命式を見ると、月柱に丙(ごう財)が出ています。これは冬の焚火で火力の弱い羽生さんを助ける太陽です。
自らの理想の座に出ています。羽生さんは、協調性があり、仲間と一緒に発展していけることが理想なのです。
連盟、同盟、仲間づくり、組織運営のようなことに取り組むと良いでしょう。(ただし、同性同格の仲間には
天中殺がかかっていて、意に沿いません。また、男児も中殺されています。男の部下には手を焼くのかも。)
お姉さんがいらっしゃるようですが、お姉さんは羽生さんの助けになるでしょう。
精神の終着には印綬が、結果の終着には偏印が出ています。どちらも学問の星であり、スケートを学術的に
探求・研究していくことは非常に向いているでしょう。丁、偏印、病はいずれも芸術家の星であり、衣装、
振り付けなど、芸術面でのプロデュースにも適しています。他の女性コーチと組んで、組織運営するとか、
女子選手を育成する、そのような方向性が考えられます。
月柱 絶には、運気が一度落ち込んで、そのあと上がるという特徴があります。
運気、上げて参りましょう。
早咲きの人生だった羽生さん。それはもちろん自身の努力に寄るのですが・・・
花だけでは終わらせず、実を結んで種子を残していただきたいです。
応援しています。