ノヴォシビルスクの次はブカレストで踏ん張る日本語教師の日記 -17ページ目

ノヴォシビルスクの次はブカレストで踏ん張る日本語教師の日記

ノヴォシビルスク・ブカレストの情報・生活etc

2年の任期が終わりました☆


明日日本へ帰ります。(つくのは明後日)


ふう、走りきったという感じです。


しかし帰る実感はまだありません。 この2年間は特別でしたが、僕の人生から切り離して考えないようにします。


ぼくは日本語教師を続けるからです。きっとなにがあっても。だからきっちりこの経験を今後につなげなければなりません。


この2年間、海外の高等教育機関で働くという大変貴重な機会を得て「日本人日本語教師の責任」の大きさを知りました。毎日死に物狂いで勉強しなければいけません。 「自分にできること+1」のことをする。ずっとそれを自分に言い聞かせ、何とか走りきることができました。


もちろん、多くの方のお力のおかげなんですが。




さらに1年半という短い期間ではありましたが国内で経験してからこられたことは非常に大きかったです。

「国内」と「海外」で少し求められるものに違いがあることがわかりました。



国内では大学進学を目標とした学生を相手に「日本語能力試験2級合格」「日本留学試験」のための授業を経験しました。文法をきっちり教える。そんな積み重ねの中でいかに学生たちのモチベーションを保つかが課題でした。


ロシアの大学では授業数が各学年週1コマという少ない時間の中、日本について様々なトピックについて学ぶ。(僕の大学は)中級レベルからいかに日本について幅広い知識を身につけるかが大きな目標となると同時に、内容を覚える必要があるのでそちらにばかり気を取られ文法の定着が悪くなっていました。それをいかに定着させて確実にレベルを上げていくかが課題でした。


しかし、2年間やってそれぞれの授業はうまいこと合わせる必要があると感じるようになりました。おもな課題が違うだけで課題としてはどちらにもある共通の問題です。今後、授業計画をたてる際に深く考慮したいと思います。



またこの2年間、教師会での発表を担当させていただいたおかげで様々な文法や類似表現などを掘り下げるいい機会になりました。


①助詞の導入・定着のわるさ


②敬語の導入・定着のわるさ


③中上級以降の文法練習のバラエティの少なさ


などなど、気になる点は山ほどあります。こちらでも調べてきましたが今後も続けたい点です。


「大学院」を勧められることも多いです。 大学院で何か一つの研究をするには僕はまだまだ勉強不足過ぎます。 自分での勉強でも知らないことと出会うことが多く、自分の中で噛み砕き一つ一つ自分の考えを掘り下げることを続けます。将来いくかもしれませんが(間違いなく働きながらですが・・・研究だけするなんて無理っす)



この大学に来られたのもラッキーでした。非常に大切なことを学ぶことができました。 人口150万の街で日本人は20名ほど(実際に会うのは10名ほど) しかも姉妹校がなく留学の機会が極めて少ない学生たちに教えながら「いったい何のために日本語を学ぶのか」ということを常に考えていました。



そして自分なりに出した答えは 「外国語を学ぶことは自分の知らない文化を学ぶこと。自分の知らない考え方を学ぶこと。それは人の考え方を広げることにつながる。そうして自分の考え方を広げることによって自分の人生が豊かになったと感じてもらいたい。」 というものでした。


とっても簡単なことのようでたどり着くのに時間がかかりました。

もちろん「学生の異文化理解能力を高める」ということで、知ってはいたんですが国内にいたときにはあまり意識せずに「言語遂行能力を高めること」ばかりを意識していた気がします。


でも異文化理解能力を高めることができれば、たとえ日本語の学習が終わってその後日本語に関係のない仕事に就いたとしても、たとえ外国人と触れ合う機会がなかったとしても、自分と考え方が違う相手に出会ったときに、すぐ否定してしまうのではなくその人とコミュニケーションを取るためのヒントをもって前に進むことができます。


そういう意味ではこの能力は社会人として、人としてすごく大切です.


「出会い」を豊かにしそれは「人生」を豊かにするんだと思っています。


ブログに書いたことがあるかもしれませんが1人日本語遂行能力は高いけど異文化理解能力に難ありの学生がいました。日本にもいますよね。勉強できるから鼻高くなってコミュニケーション能力にかける人。


その学生と1対1で話す機会を増やした結果、最後に



「先生ありがとうございました。本当に勉強になりました。私は先生に言われたようにコミュニケーション能力を高めなければならないと思っています。今後なんとか日本へ行っていろんな経験をして素敵な人間になりたいです。」 と言ってくれました。



本気で少し泣きました。うれしくて。

彼女は国費プログラムを受験し現在結果待ちです。ぜひ日本でまた会いたいなあ。


異文化理解能力を高めるための活動についても今後もっともっと勉強したいことです。



言語が全くわからない国での生活はもちろん楽ではないしイライラすることも多いです。


しかしその時に「文化が違うから」は楽だからといって「逃げ」として使ってはいけないと思います。

いや、楽なんですよ。


「ほんまロシアはしゃあないなあー!!!」ってゆうのは。


でもこれは一歩目でいきなり言ってはいけない言葉だと思います。


「文化が違う」のは事実だしどうにもならないことはありますが。 一歩目でゆってたら元も子もない。


異文化理解能力を教える立場にあるしね。


なのでそんな時は酒の席のネタにとっときましょう★★★



この街は日本語教育が熱くいろいろなことをさせてもらい、実際に日本人気を目にすることができるのでやりがいはかなり大きいです。


尊敬しているロシア人の先生もいます。


また、多くの方々に助けていただいた中でも、この2年で出会うことができた国際交流基金の専門家の先生お二人と出会えたことは非常に大きかったです。


お二人ともセンターの先輩にあたる方なんですが(大先輩)、こんなちんちくりんの話を聞いてくださり本当に本当に勉強になりました。お二人ともめちゃくちゃかっこいい先生(女性です)でめさくさ尊敬しています。


他の地域の先生方にもずいぶん刺激を受けました。ずっと同期が欲しかった自分にとって同じセンターの仲間たちは宝です。帰ってまたすぐ浴びるほど飲みながら語らうのが楽しみです。


ぼくは今のところまた「海外」でしようかと思っていますが一度であった学生は忘れません。


これからも長く付き合っていきたいと思います。


このブログを通じて、ロシアについて少しでも知っていただけたかどうかは甚だ疑問ですが 笑


僕にとっては「書く」こと自体がいいストレス発散にもなってよかったです。


「サンクトペテルブルグ」素晴らしい町です。いってください。

「モスクワ」すてきです。いってください。


でも「親日」「人々」でいうなら「ノヴォシビルスク」はかなり楽しめるのではないかと思います。


観光都市ではありませんが、「シベリア鉄道」に乗って-40℃の日に行ってみてはいかがでしょうか。


ぼくは「大阪」にはない絶景の空を目に焼き付けて帰ります。


-30度が雲ひとつない青空だなんて知らなかった。 思ってるより寒くないです。まじで。


もっともっと勉強して、胸を張ってまたノヴォシビルスクの人に会いたいです。


ああ、うぉっか・・・さらば☆ ロシア☆


ロシアは最高に面白いですよ。

今年はノヴォシと札幌の姉妹都市提携20周年記念で、「街の日」の27日に大きなイベントがあるそうです。

そこで少しばかりお手伝いをさせてもらったのですが・・・

「あーおわったー!!!」というと

センターの方がお二人いらっしゃって

「ありがとうございました。」と袋を渡されました。

中身は―――

何と第一号20周年記念ポロシャツ☆☆




胸にはロゴ




腕には




うれしいです★ありがとうございます。

館長さんがそわそわしてるのでもう少し中を探ってみると・・・

「コニャック」

めちゃうれしいです。のんだくれます★

さあ、明日からテストですよー★★★


しかし日本の大学とは違います。


ときどき耳を疑う発言をききます。


1位 先生、辞書を使ってもいいですか???


あほう!!!日本語のテストやっちゅうてんねん!!!


2位 先生、準備してないんで明日のテストはできません。


あほう!!!ほなこれからやれっちゅうねん!!!

ただの現状報告ですか???


3位 先生、これ母から先生にです。たくさん作りました。


このタイミングでのプレゼント!もらいにくいっちゅうねん。。。

「ありがとう。おいしそうですね。テストには関係ないけどね。」

この最後の一言ゆわなあかんのが面倒です。

プレゼントはテストが終わってからの方がありがたいです。


テストはテストです。いやなもんですが、ないと学生として腐りまっせ。

馬力見せてください。

期待してるよ。。。


こっちもドキドキします。

☆そろそろ学生もテスト期間☆

ということで・・・

クイズです。

簡単なところから

①ロシアの通貨の単位は?




ボケてもいいですよ
②この銅像☆何の守り神???




③この日本料理店の名前は???




文学問題

④この人誰?




⑤この人の職業は




忘れてはいけない。

今日は

I先生のお誕生日☆

I先生はシュコーラ(小中高一貫校?)でずっと日本語を教えていらっしゃる先生です☆

僕、I先生大好きなんですよ。
楽しい雰囲気★授業もすてきで厳しいながらも笑いがたえません★
シンポジウムの「乾杯」のときにおっしゃっていた

「もうずっとずっと前のことですが、初めて日本語を見た瞬間、なんて不思議できれいな言葉だと思いました。それからずっとずっと時は流れましたが今でも大大大大大好きなんです。」

という言葉を聞いて、心から感動しました☆

中高生とは思えない日本語のレベルで先週お邪魔させていただいたときも、本当に楽しい時間をすごさせていただきました。

「わたしはいつも子ども達からパワーをもらってるから元気です!」

すてき過ぎます。これからも元気ですてきな先生でいてください。

本当におめでとうございます。

この写真は2,3日で消オます★