ボクは、自分の親にさえ
遠慮するようになった。
親の家に泊めさせてもらうのは
申し訳ない。
そんな気がして
自分の実家に帰るのが
とても申し訳ないと
思ってしまう。
実家にたまに帰ったら
扉の前でしばらく入らない。
自分の生まれ育った家なのに
父が建てた父の家だ。と
遠慮がちになる。
ボクに、こんなスゴいものは
作れないだろう。
ここには家族がある。
自分もその一部なのだけれど
劣等生のような気がしてしまう。
そんなやつは
排除されるべきだと
自分の心が言う。
いらない。
いらないやつだ。
ボクは、いらないやつだ。
しかし、
そんなわけはない。
母は笑顔で話してくる。
父も僕と話すと笑顔になる。
劣等生ではない。
しかし、もやもやは消えない。
ボクは、死んでるのと一緒だ。
力強く生きている親に
顔を合わせることなど
ボクは、
ツライんだ。