中古車販売のガリバー君からの紹介で北海道に居る、いい娘(ミニクーパー)は、写真を見る限りでは、凄く魅力的で、予算内だし、年齢(年式)なども申し分ない。
だが・・・触れないのだ、乗れないのだ。
契約して、陸送されてきて、入金して、いざ乗ったらハンドル取れたり、エアコン壊れたり、いきなり修理費用50万、などとネガティブな想いが頭を渦巻く。まあ、そんなあこぎな商売してたら昨今すぐ話題になってしまうだろうから大丈夫だろうとは思うものの、チェンジだめ、なのでこの娘は諦める事にした。
理由をガリバー君に伝え、現物を見れる圏内にして欲しいとの要望に対して、なんと彼は「国内なら旅行がてら見に行けますよ」と賜り、びっくりした。一理あるけどね。現物を見れる範囲で紹介してきた。
同じミニの娘である。すこし年齢(年式)はいってるけど、結構良いかも、社用車で行ける距離だし。早速アポイントをとってもらい現地へ。到着してさあ御対面、と思いきや、その店の店長さんが出てきて「いやー、今、ほんとに今試乗したいってお客さんがきまして」と言う。中古車は手付金を払わない限り、暗黙のルールで早い者勝ちなのである。だがしかし、そいつが気に入るとは限らないから待つことにした。
待つこと数十分。帰ってきたミニの娘。化粧(色)はすこし気に入らないけど状態は良い感じ。実物はやはり魅力あるぜ。などと横目で追う。店内に入ってきたそいつは笑顔だ。店員も笑顔だ。あ、お茶出してる、私には出てないぞ。あ、話し込んでる、あ、書類が出た、あ、あ、ああ・・・
思い出したかのように店長がこちらに向かってくる。「決まっちゃいましてええ、はい」
チェンジする前にあちらからチェンジ、みたいな。乗れなかったし。代わりに紹介してくれた娘(車)に触れてみる、乗ってみる。違う、やはり違うな。これではない。縁がなかったものとして諦め、同車種をまた探してもらうことにした。「かしこまりました~」と、ガリバー君の軽い声が店内響いた。つづく・・
代わりに紹介されたルノールーテシア、悪くないけどね