夜中にNHKの特集によくハマる。
今回は故遠藤周作先生の特集だ。亡くなられてもう25年も経つのだと驚いた。若い頃、よく読んで心を救われたり、励まされたり、勉強になったりした。でもこの番組を観る迄は、もうすかっかり忘却していた。
いかりや長介+竹中直人の風貌
作家遠藤周作(1923~96)の未発表小説が、長崎市遠藤周作文学館で確認された。市が26日、発表した。「影に対して」と題された、自伝的な性格を持つ中編。遠藤の没後、未発表の日記や書簡、エッセーの原稿などは見つかっているが、完結し、清書まで済んだ小説の発見は初めてだという。
見つかったのは原稿用紙の裏につづられた自筆の草稿2枚と、長年秘書を務めた女性による清書原稿104枚。小説家になる夢をあきらめ、探偵小説の翻訳で妻子を養う男・勝呂が主人公。幼いころに離別した亡き母の知人を訪ね、足跡をたどる。バイオリンの演奏に命を捧げる母の生き方に共鳴しつつ、平凡な生活に埋没する自身に苦悩する姿が描かれている。※Webより参照
番組は上記の内容を掘り下げ、関係者に取材をしてまとめたものだ。非常に良かった。殆どの作品を読んだが、これは読んでいない。今度読んで観ようと思う。本人と実の父との葛藤がベースにあるようだ。
作品中に出てくるのか分からないが、番組で紹介された遠藤周作が実の息子に言った言葉が印象的だった。「アスファルトを歩くな、砂浜を行け」
遠藤曰、
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砂浜は歩きづらいが、振り返ると波うちぎわに自分の足跡が……自分だけの足跡が……一つ一つ残っている。アスファルトの道は歩きやすいが、そこに足跡など残りはしない。
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銀行員だった父、音楽家の母、父は母の生き方が理解できず、母を捨てる。そんな父を憎んだ遠藤、故に、この様な志を持ったのだろう。その後、晩年父を許したりするくだりもあるのだが。
まあ、でも、銀行員や勤め人もそれぞれ大変だよね。現に息子はテレビ局のサラリーマンだが、遠藤に「アスファルトも変な臭いがして大変だよ」と、遠藤に少し反論してた。
人それぞれ、内容は違え、夢を持ち、事の大小に関わらず、挑戦する事が大事だ、。と言う事だな。うんうん、がしかし、たまに疲れて、宝くじ当てて、悠々自適のんびり暮らしたい。と、思っちゃうのだ。















