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その声は、誰に向けられているか

多くの声援は、自分の子供、プレーしている選手、チーム全体、相手選手に対して送られています。

応援とコーチングの違いは、誰に向けて声を出しているのかが関係しているように思います。

具体的な選手やプレーに限定するほど、聞いている人は指示と捉えてしまうからです。

 

多くの観客は、プレーしている選手や自分の子供を見ているので、どうしても1人に対して声援を送りがちです。

「シュート!」「行け!」「ドリブル!」「止めて!」「ファウル!」

保護者からもよく聞かれる声援ですが、文字にしてみると、どれも指示語になっています。

最初は聞き流せても、白熱し声が大きくなってくると選手やコーチにとってはノイズになるかも知れません。

また、自分の子供にだけ声を出している保護者は、周りの観客にとっても迷惑な存在です。

 

そんな時は、選手個人ではなく、なるべくチーム全体に向けて声援を送ると良いと思います。

「声出そう!」「フォローしっかり!」「集中して!」

チーム全体への声掛けに変えることで、少々声が大きくなっても気にならなくなります。