新型トヨタ・アクア・・・
個人的には初代よりもカッコ良くなったと思いますし、4WDが設定されたことは降雪地在住者としては大歓迎ですよ。
きっと売れるんでしょうな・・・正直、僕自身もこういうヤツがイイかも・・・
なんて思う時がありますものね。
そういえば、コンパクトクラス関連で・・・
フィットが売れていない・・・こんな話題を目にしますよ。
個人的には良い車だと思うのですが・・・まあ、販売動向と車の良し悪しは必ずしも同調するわけではないですからね・・・どうしたものか。
ただ、現行フィットに関して個人的に思うのは・・・
現行型が出た時に、「外観は柴犬をイメージしますた。」みたいな話があったのですよ。
正直、ソレはちょっと・・・と思ったのよね。
えっ、柴犬?・・・柴犬なの?ってねwww
いやいや、犬系が悪いわけじゃない。
過去にはシティターボが「ブルドッグ」の愛称で親しまれた過去もあるわけで・・・それは関係ないかも。
現行フィットも「ドーベルマンをイメージしますた。」とでも言っておけば良かったかもね・・・ていうか、犬種の問題かしら?みたいな(笑)
まあ、ホンダの場合は軽のN-BOXが好調で、フィットはその影響を受けているという状況もあるらしい・・・色々事情はありそうですな。
ただ、「フィットが売れていない」と言っても、壊滅的に売れていないという話ではないと思うのね・・・要はそれなりには売れている。
コレは言い換えれば、ベーシックコンパクトは余程のヘタを打たなければ、それなりに売れる・・・という話だと思うのですよ。
でね・・・三菱のベーシックコンパクトと言えばミラージュですわ。
直近のマイナーチェンジでダイナミックシールドの新たな顔つきを与えられて、ひとまずの体裁は保っているという感じで、ハッキリ言うと売れておりません。
先ほど「ベーシックコンパクトは余程のヘタを打たなければ、それなりに売れる」と書きましたが、ミラージュは「ヘタ」を打ったのかしら?
はい、ヘタを打ちますた。
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僕が個人的にミラージュがイケナイと思う点は4WD未設定というところなのですよ・・・以前から何度も書いております。
もうこの点だけで購買意欲を大きく削がれるわけ。
以上ですな。
・・・
いやいや、コレだと記事が終わっちゃうのね。
だから、もう少し掘り下げてまいります。
現行ミラージュ・・・初期型は2012年に登場。
低燃費、低価格、コンパクトを訴求点にして登場したのですが、率直に書きますと少し貧相な雰囲気が漂うモデルでした。
で、実は身内が初期型を所有しており、コレに触れる機会があるのですが、実物に触れてみると・・・悪くないんですよね。
外観も地味っちゃ地味だけど、全体のフォルムは意外と良い。
走ってみると、普通に走る限りは充分な感じ・・・コレは感覚的な話ですが、軽のターボモデルと同等か少し大人しいくらいの感じ。
上記はあくまでも初期型の印象で、エンジンが1200ccに拡大された仕様ではもう少し改善されているかもしれません。
で、こういう感じで書いているわけですが・・・
正直、記事的にどう書けば良いか困るくらい
普通の車なんですよ。
・・・という話ですな。悪い車じゃないんですけどね。
要は前記の4WD未設定という点も含めて購買動機として引っ掛かりづらいモデルだと思うのです。
なお、三菱的に言わせるとミラージュは世界の70カ国以上で販売する世界戦略車でご好評を得ています的な発言が見られますが・・・
そんなもん知らんがな。
・・・アラアラ、またそんな乱暴な言い方しちゃって・・・。
正直、「世界のどこぞで売れてますよ」的な話は、あんまりスッと入ってこないわけ。
だって、
「世界戦略車」だったら
日本でも売れなきゃマズいでしょ。
ね、分かりますぅ?
「世界戦略」とか「グローバル視点」とか、それっぽい言葉を発しながら国内市場をガン無視する姿勢はヨロシクないと思うのですよ。
僕が申し上げたいのは、そういうことで・・・それは4WD未設定という現象にも表れているように思うわけ。
ちなみに・・・実際、ヨーロッパあたりでは4WDの需要はそこまで高くないらしく、輸入モノのSUVがFFばかりという傾向がそれを表わしていて、海外市場では4WD設定の重要度が低いというのは事実かと思われます。
しかし一方で・・・例えば、トヨタ・ヤリスやスズキ・スイフトだって諸外国で販売されている世界戦略車なわけですよ。
だけど、いずれも4WD設定があるし、また国内でも売れております。
ヤリスに関しては国内販売台数で首位の常連になっている・・・つまり、世界戦略車だから国内では売れないという理屈は通らない気がする。
まあ、この話には裏のようなものがありまして・・・
ヤリスは新興国向けが完全別設計らしい・・・名前は同じだけど日本仕様とは似ても似つかぬ別の車という・・・コレは、本来的に新興国向けモデルが日本国内では売れづらいということの象徴的な事例だと思うのですよ。
なお、スイフトは特に仕向け先ごとに変えてはいないのですが、それは下図によって説明できると思います。
この図の緑色の範囲内でどこに位置するか?ですよ。
デザイン、機構、装備等のモデル自体の設え、生産拠点等の背景・・・これらを総合的に見た位置づけですな。
この図で言うと、スイフトは国内(あるいは欧州)向けに寄ったところに位置していると思うのです・・・だから国内でも通用する。
上図について少し補足しますと、モデル自体の設えについては各地域の感覚や流行の違いが反映されその感覚が合わない地域では受け入れられません。
また、生産拠点については日本市場は「海外生産品」に対する抵抗感が自動車においてはいまだに根強いと思われます。
それでも近年は開発、生産の効率化を意図した「グローバルカー」という位置づけの海外生産モデルが国内投入されるケースも見受けられます・・・記憶に新しいところでは・・・
インド生産のスズキ・バレーノ。
個人的には悪くない印象だったのですが、各部の質感が国内生産品より劣っていたらしく、販売不振の結果、日本市場からは既に撤退しております。
日産・キックス・・・タイ生産と聞いた時は「コケちゃう?」と思ったのですが、コチラは意外と健闘していますな。
まあ、こういう感じで成否が分かれるところですな。
で、現行ミラージュに関して言うと・・・
こういうことだと思うのね・・・限りなく新興国向け寄りに位置している。
つまり、世界戦略車と言いながら、限りなく新興国向けにフォーカスされたモデルなんだと思う・・・結果、国内では売れないわけ。
で、この位置づけを補正するかの如くマイナーチェンジを繰り返してきたように感じております。
初期型でグリルレスだったのが中期型でグリル付きに変わり・・・
さらにマイナーチェンジでダイナミックシールドを採用して現行に至る。
好みの問題ですが・・・なんかこう・・・顔面だけ立派になった感があってですね・・・全体に対して少しアンバランスな印象なのですよ。
つまり、マイナーチェンジではどうにもできない根本的な部分からは抜け出せないわけ。
さらに、気がつけば価格も上がっている・・・初期型では100万円前後から設定されていた価格も現行型は150万円前後の設定になっており、初期型で訴求点となっていた低価格でもなくなりましたよ。
結果的に最新型ヤリスのガソリンモデル中間グレードと同等の価格になってしまっている・・・じゃあ、ミラージュとヤリス・・・どっちを買うかしら?という話になりがちで・・・答えは敢えて書きませんけど・・・分かりますでしょ?
ということで・・・今回のネタはミラージュのフルモデルチェンジでございます。
ちなみに、前記のように「ミラージュが売れていない」という話について「日本はともかく、アジア諸国やアメリカあたりでは売れてますよ」的な話をされる方がいらっしゃいますが、ちょっとお聞きください。
日本国内で売れなきゃ意味がないのよ。
日本在住の日本人であると同時に三菱を贔屓するマンの一人である立場としては、ミラージュが日本国内でもある程度売れるモデルであることが望ましいわけ。
分かりますぅ?この気持ち。
ということでね・・・仕切り直し・・・
まず、このネタの根底に据えたテーマとして・・・
とりあえず国内月販1000台以上を狙える
モデルを作りたい。
・・・という。
このハードルを高いと見るか、低いと見るか・・・様々御意見があるかと存じますが、ここで申し上げたいのは・・・
この記事を書いている2021年8月現在、
三菱の登録車で月販1000台以上を
コンスタントに売っているモデルは
デリカD:5くらいである。
という事実。軽は別ですよ・・・さすがにekはもう少し売れている。
さすがデリカ・・・もう社名を「デリカ製造」にしてもイイかもしれない・・・いや冗談冗談・・・それはイヤ。
要はですねぇ、もっと三菱車が売れて欲しいわけですわ・・・特に国内市場でもっと活気づいて欲しい・・・コレは当ブログ全般に一貫している思いでございます。
なお、国内で何千台も売れちゃいなよ的なことは申しません。
それなりでイイのよ・・・それなりで・・・日本でそれなりに売れながら、海外でもちゃんと売れるモデルになって欲しいのです。
それこそが
真の「世界戦略車」ではありませんか。
で、その実現に向けて考えるべき点として・・・
先ほどの図で言うと、上の感じでポジション補正しましょう。
世界中どの地域においても、それなりに受け入れられる感じを狙っていくということですよ。
その辺を意識してまいりましょう。
以下、妄想タイム。
202X年・秋。
妄想モーターショー開催。
そして近年はSUV系モデルの出品が中心だった三菱が久々にSUVではないモデルを出品する。
三菱・ニュー・グローバル・ベーシック・コンセプト。
新時代に向けた世界戦略モデルとしてエンジン単体、ハイブリッド、EV全てのパワーユニットを想定したコンパクトベーシック。
コンセプトモデルにつき各種スペックは非公表とされるが、このモデルが次期ミラージュのプロトタイプである旨が正式にアナウンスされる。
そしてこのモデル公開から約3か月後に市販仕様の新型ミラージュが発表される。
新型ミラージュ世界一斉発売。
ASEANはじめ、北米、ヨーロッパ、そして我が日本・・・これらの地域全てで受け入れられることを念頭に開発された新型ミラージュ。
コンセプトモデルにおける「全てのパワーユニットを想定する」との発表どおりに仕向け先によってパワーユニットの展開が異なる。
ASEAN諸国にはガソリンエンジン単体モデル、ヨーロッパと北米向けにはEVとハイブリッド、日本向けにはハイブリッドとエンジン単体仕様をそれぞれ展開する。
これらの展開は今後の各地域の動向により変化させることも視野に入れている。
ボディサイズは
全長3990mm
全幅1695mm
全高1545mm
6代目よりサイズアップが図られBセグメントに移行、ホンダ・フィットに近いサイズ感となる。
それでは、日本仕様におけるグレード展開をご紹介しましょう。
経済性重視の最廉価仕様、E。
エンジン単体仕様の価格訴求モデルで車両価格120万円~。
基本装備が充実したお買得仕様のF。
エンジン単体仕様で一般向けとしては実質エントリーモデルとなる。
車両価格145万円~。
トータルバランスに優れたX。
ハイブリッド仕様の最量販グレード。
車両価格175万円~。
スポーティ仕様のR。
足回りや内装が専用となり、CVTが6速スポーツモード付きとなりスポーティな走りを堪能できる。
車両価格200万円~。
最上級仕様のエクシード。
久々に「エクシード」の復活。
専用素材を組み合わせたシート、木目調パネル等を追加、内装を中心に上級感漂うグレードアップ仕様。
車両価格210万円~。
そして、新型ミラージュ日本仕様において目玉となるのが・・・
スーパーパフォーマンス仕様のサイボーグ。
エンジン単体モデルで1500cc4気筒インタークーラーターボ搭載。
6MTと6速スポーツモード付きATを設定。
4WD専用モデル。
車両価格220万円~。
なお、サイボーグはオーバーフェンダー装着により全幅が拡大することで3ナンバー登録になる。
ちなみにサイボーグ以外の全グレードでFFと4WDを選択可。
こうした展開により国内における月販台数1000台以上を目指す。
・・・みたいな。
こういう感じですよ。
まあね、色んな面で現実味はなく、例えば価格設定も今どきにしては安いですからね・・・ただ、最近はハイブリッド化が進んできた影響もあるかと存じますが、こういうコンパクトクラスでも200万円の壁を簡単に超えていくモデルが珍しくないわけで・・・もう少し安くなったら・・・という希望数値的なところですね。
あと、生産場所については現行同様にタイ生産とかでもイイと思う・・・良いモノが作れればね・・・ただ、それが日本の国民や経済にどんな影響を及ぼすのか?を僕は知らないので、あんまり軽々には言えませんな・・・ほら、生産拠点を海外に求めた結果、後々マズいことになる話とか・・・ありそうじゃないですか。どうなのかしら?
それはそうと・・・今回のグレード展開は本当は3代目ミラージュの方式をやりたかったのですよ。
コレね・・・ファビオ、スイフト、サイボーグ、ザイビクスだったヤツ。
だけど・・・
さすがに「スイフト」って使えないわよね。
だって、スズキ・スイフトがあるじゃない。
それにザイビクスの設定も・・・なんかアレかしら?って思っちゃって。
で、結果として4代目的なものを意識することにしたのでございます。
コレね。
あと、実は外観の印象も4代目を意識しております。
全体の柔らかな感じとか、タイヤが四隅で踏んばった感じとか・・・4代目はもちろんですが、初代あたりにも通じるスタイルでミラージュらしい雰囲気が出るかしら?なんて思ったのですよ。
ただ、初代にせよ4代目にせよ、あの頃のモデルとは全高が違う・・・今は安全基準や室内空間確保の関係でボンネットも屋根も高くしなければならないことを考慮すると、どうしてもズングリしちゃう・・・でもそんなに悪くないとは思っております。
あ、ちなみに・・・
4代目ミラージュと言うと・・・結構前にも当ブログで書いた記憶がありますが、個人的に思い出のあるモデルでして・・・たぶん当ブログで2度目の登場となる話題ですが、僕にとってはあまりにも強烈な出来事で忘れられず、改めて今回も書かせていただきます。
その出来事とは・・・
高校生の頃、副担任の女性教師・O先生の愛車が4代目ミラージュで、ある時O先生のミラージュに同乗させてもらう機会がありますた。
でね、当時・・・僕はO先生のこと好きだったのよ。
そのO先生の近距離に座り、しかも車内で二人きりという状況に気恥ずかしさが爆発しつつ、助手席に置いてあった手ぬぐいを何の気もなく手に取って・・・さらに何の気もなくその手ぬぐいを広げてみたわけ。
そしたら、手ぬぐいだと思っていたブツがストッキングだった・・・という。
しかもO先生の使用済み💛
前日に着替えた時に置きっぱにしていたらしい。
もうね・・・秒でO先生に奪い取られましたわ。
あ″っ・・・っていう表現を実際の肉声で聞いたのは、アレが初めてかもしれない(笑)
とにかく、お互いに恥ずかしくて、非常に気まずい空気でしたな。
そして、少し冷静になって思い返すと・・・(なんであの時アレを広げたりしちゃったのかしら?)(O先生に恥ずかしい思いをさせちゃった)という罪悪感がハンパないのと同時に・・・O先生の使用済みストッキングを手にしたことで起こった妙な興奮が入り乱れて・・・複雑な気分になったのでございます。
・・・という出来事があったのね。
それにしても・・・今だからこそ正直に言えるのは・・・
あのストッキングは欲しかった。
うん、正直・・・正直ね・・・いやいやゴメンナサイ・・・それじゃただの変態よね・・・
ていうか・・・まぁ、変態ですが、何か?
さてさて・・・
そんな甘酸っぱい思い出の舞台であった4代目ミラージュ。
セダンモデルは6ライトウィンドウを採用し、コンパクトながら伸びやかな印象の小粋なモデルでございますた。
ということで・・・
新型ミラージュセダンも想像しますた。
現行では国内導入されていないセダンモデルは海外ではアトラージュやミラージュG4という名称で展開されております。
新型では6ライトウィンドウを採用して、より優雅な印象に・・・なんて考えましたが、やはり全高が高く、伸びやかさには程遠い感じですな。
一応、国内導入のVIEサルーンをイメージしてみたものの・・・コレは売れないでしょうね・・・独特の腰高感がイマイチでね。
・・・という感じで、国内で月販1000台以上売れている登録車がデリカD:5しかないという状況をなんとか打破したいという思い・・・そして、新興国向け臭がキツめの現行ミラージュに対する思いを今回は記事にしてみますた。
さて、記事の終わりにコレだけは書かせてください。
現行ミラージュは
決して悪い車ぢゃありません。
ただ、諸々のインパクトがないだけ・・・。
今回は以上です。