9月の中旬までに、すべての音楽活動を休止した後、例の病気を治すべく病院通い。
セカンドオピニオンの病院で検査した結果、最初の病院と若干違う意見を言われたので、結局のところ、サードオピニオンの病院まで行った。
なんせこちらは病気の知識に関しては素人。
プロの専門医に聞いて、総合的に自分で判断するしかない。
手術をするのは自分だしね。
アメリカでは当たり前のこの考え方は、日本ではまだ完全に定着はしていないようだ。
しかし、最近セカンドオピニオンを推奨する病院も日本で増えてきている。
それにしても、サードオピニオンを聞きに行った病院は最悪だった。
病院側がセカンドオピニオンなどを推奨しておきながら、実際に診察に行ったところ、
「で、何が知りたいの?」
というような事を医者に言われた。
病気に関する意見を聞きに行ってるのに、ふざけた医者だ。
まったくセカンドオピニオンの意味もわからず、世の中の流れに合わせてとりあえず推奨しておけ、というありがちなタイプの病院なんだろう。
みなさんも、こういう病院には気をつけてくださいね。
結局、セカンドオピニオンを聞いた病院で手術をすることにした。
手術前の検査をして、説明を受けたところ手術内容は、
1.鼻中隔矯正術
2.下甲介切除
3.左上顎洞根本術(内視鏡下)
という、3つの手術を全身麻酔で行なうらしい。
約3時間の手術で、呼吸ができなくなる為、人工呼吸器のようなものを使用する模様。
要は、
1.鼻の真ん中の軟骨が、ボクサーの鼻のようにぐにゃぐにゃに曲っており鼻の穴がかなり小さくなっているので、それを削って真っ直ぐにする。
(これは子供の頃やんちゃでどつきあいのケンカをしていた結果、こうなったと推測される。まったく、タイムマシンがあったら昔に戻って、カッコつけてケンカなんかするなっ!、と子供の自分に文句を言いたい気分)
2.そのうえにアレルギーで腫れている鼻の内側を切除する。
3.広くなった鼻の穴から内視鏡を入れて、左側の頬の裏側にある炎症(副鼻腔炎)をすべて除去する。
というような手術らしい。
しかも、血液検査でγgdpの数値が高かったので、手術までの一週間は禁酒。
(全身麻酔は肝臓に負担がかかるらしいので)
いや~、実際にリアルな内容を聞くと、なんかヘコみます。
酒で気分をまぎらわすこともできないし、テンションがた落ちです。
あがったり、
おちたり、
ケンタッキーフライドチキンを大量に買ってきてペプシ片手に食べまくったり、
それでも納得できず、とりあえず食べたいものを一通り食べまくったり、
手術一週間前までは昼から酒を呑みだしたり、
急に肝臓の事が心配になってレバーを食べて、新ヘパリーゼプラスをのんだり、
なんだか知り合いの女の子を口説きたくなったり、
それでも眠れない夜はひとりでギターを弾いたり、
弱い人間というのは、こういう状況下になると、若干支離滅裂な日々を過ごすようです。