いや~楽しかったですね~。
実験的に、アコギにオーバードライブのエフェクターをかまして、インプロなどもやってみましたが・・・これはイマイチでしたね・・・(笑)
やはり歌っている時のアコギ音と、ソロのアコギ音に変化が多すぎて、感覚的にも違和感があったし。
それもあって、2SET目はアコギはバッキングに徹したら、全部の音がすごく綺麗に混ざって、歌ってて気持ちよかった。
ジェフのPAシステムにも慣れたっていうのも、あるのかも。
(あの持ち運び用PAは、ジェフが買ったのです。そんな訳で、今後、電源さえあればどこでもライブができる♪)
教訓:欲張りすぎてはいけない。
それはそうと、実は前日の金曜日に久しぶりに新橋のSTREETで演奏してきた。
TAXIっていうアンプが壊れてたんだけど、バッテリーを交換したら完全に復活して、充電するとまた3時間くらい使えるようになったのだ。
(交換方法が知りたい人は、ライブに来たときにでも教えてあげます♪)
久しぶりのSTREETは、CDも売れるし、TIPも入るし、自由で楽しい☆
しかし、1時間半後にそのときは突然やってきた。
怖いお兄さんA、登場!
「兄ちゃん、許可取ってんのか?」
「いいえ。」
「うるせえんだよ。早くやめろ!殺すぞ!」
こりゃ、すごい勢い。
しか~し、こちとらハーレム時代、深夜に道を歩いてるときにクラックでラリった黒人にナイフを突きつけられた経験もあるのじゃ。
こんな事くらいでは、残念ながらビビりません。
ただ、面倒なことになるのは嫌なので、片付けるフリをして10分ほど様子をみた。
そして、演奏再開♪
すると、今度は怖いお兄さんB、C、Dがやって来た。
「お兄ちゃんどっからきたの?」
「渋谷です。」
「誰も道で演奏してないだろ?という事は出来ないってことなの。わかる」
「はい」
さすがに、3対1は分が悪い。
「今日は、とりあえず帰って」
なにか、この怖いお兄さんBは良い人っぽい感じがする。
そういえば、昔、怖いお兄さんが5、6人で演奏してる前に立ち止まったときがあった。
こりゃ、やばいな~と思いながら、演奏してたら、兄貴分の方がわざわざ一万円札を全部500円玉に交換してきてくれて、それをチャリンチャリ~ンと全部チップでギターケースに入れてくれた。
「兄ちゃん、この方が見栄えがいいだろ?がんばれよ!」
そして、颯爽立ち去って行かれた。
カッコイイ~。
と、こういう出会いが今まで何度かあったので、ボクの中では怖いお兄さんは実は良い人が多いという認識になっているのだ。
そんな訳で、酔っていたのもあり、いろいろ突っ込んで聴いてみた。
「世の中って、いろんな裏道があると思うんですけど、何かこう、裏道っていうのないですかね?」
「どういうこと?」
「いや、なんぼか払ったら見逃してくれるとか・・・、ぶっちゃけなんぼくらいですかね?」
ここで、お兄ちゃんもニヤニヤしだした。
「オレは担当じゃないから、わからないんだよ。」
「担当さんは、どこにいったら会えるんですか?」
「今日は、いないから、とりあえず今日は帰って」
「そうなんですか、残念。そんじゃ、帰りますからCD買ってくれます?」
「なんでオレが買わなきゃいけないんだよ!」
「だって、このCD結構いいですよ。10曲入りで1000円ですし」
「お金ないんだよ」
「またまた~、1000円なんて安いもんじゃないですか~」
「今度な、今度買うから、とりあえず今日は帰って。」
「ほんとに、このCDいいですよ♪ BLUES好きですか?」
「そんなのわかんねえよ。今度、買うから、とりあえず今日は帰ってね。頼むよ。」
・・・・
やはり、この人は良い人だ。
こういう良い人に、あんまり迷惑かけるのも申し訳ないので、今宵は撤収することに。
23:15撤収。
昔は、新橋でこういう事はなかったのに、やはり時代が変わったんですかね~。
これからSTREETで演奏しようと思ってる人、参考にしてくださいな。
いや~、しかし、久しぶりのSTREETライブ、やっぱりいろいろあって面白いね~♪
来週も、どこかでしようかな~♪
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