保育所の待機児童が○○万人いる、保育所を急きょ増設しなければならない、と政治家が騒いでいる。本当に保育所が不足しているのだろうか。
待機児童を解消するもっとも有効な方法は、適正な保育料を徴収することである。資格を持つ高学歴の保育士を雇うにはそれなりのお金がいる。そうした優秀な保育士に保育を依頼するに必要な保育料を払える家庭はそう多くない。派遣やパートで働く場合には、赤字になる。働くために子供を保育所に預ける費用の方が働いて得る所得より多ければ、保育所に子供を預ける人は急減するはずである。
現在、保育所が不足しているのは、非常に低価額で子供を預けられるからである。その分、税金が注ぎ込まれている。つまり、子供がいる人もいない人も含めて社会一般の人が、特定の人の保育料を負担しているのである。
これは一種の補助金である。補助金をもらわないのは損であるとばかり、子供を持つ親が働くと称して子供を保育所に預けているのである。働くと言って、パチンコに熱中している親も多い。
保育所は、働いて適正な保育料以上の所得が得られる人の子供を預かる施設にするべきである。そうすることにより、税金を増やさず、保育が必要な子供は適切な保育が受けられるようになる。
政治家が「保育所を増設する」というのは、「税金を上げます」と同義語である。天から金が降ってくるわけではない。国民は政治家の言に惑わされてはいけない。