NHKの大河ドラマ「篤姫」が再放送されている。たまたま島津家の財政再建を図り、領民からの非難を一身に引き受けた調所と篤姫のやりとりを描いた場面を見た。
調所は、藩の借金を返済するため、年貢を上げ、中国との密貿易を行い、贋金まで鋳造した。悪人であることは確かであるが、別の見方をすれば、藩を存続させることが自分の役割と定め、いちずに突き進んでいったのである。
ひるがえって現在を見るに、野田総理は消費税率を引き上げたために、多方面から非難を浴びいる。消費税率の引上げは、政府が得するわけでもなく、民主党や総理自身が得するわけではない。将来の日本、将来の日本人のための引上げである。
このことを国民はよく考える必要がある。どちらの方向に向いているか分からないマスコミ、それに媚を売る学識経験者、知識人の言動に惑わされてはならない。