ご覧いただき、ありがとうございます。
先に記した米坂線今泉の待避(追い抜き)(米坂線今泉 1986.11.01改正 148D)の、KASAさんからいただいたコメントの中で、
>信号配置をみますと、米坂線の下り方面も、「長井下本」を使用して、待避・追い抜きができるようになっていますね。そのような事例もあったのでしょうか。
といただきました。私はコメントへのお返事で、
>下り列車の待避は、見つけることができていません。
とお答えしていたのですが、気になって探してみました。ありました! 下り列車の今泉待避(追い抜き)!
遡って1964年10月01日改正です。時刻表を見ましょう。
127レは、今泉で609D準急あさひ2号を待避しています。
127レが今泉に到着すると、追ってくる準609Dが羽前小松を発車します。また、609Dが次の停車場の羽前椿を着発すると、追う127レが今泉から発車するので、閉塞を考えると、127レの今泉停車時間はほぼ無駄がありません。
今泉の着発線の使用状況を推測してみました。
127レ、準609Dが着発する時間帯に、長井線の下り、上り普通列車が交換、着発していました。
長井線下り229Dは、準609Dを待つことなく荒砥へ向かっています。空いた(長下)に準609Dが着発して127レを抜いていました。
(127レが(長下)に入るとなると、長井線229Dが今泉に入れなくなってしまうので、127レは(米下)着発だったはず)
これまた、追い抜く準609Dが主本線ではなくて、副本線に着発していたと思います。
今泉で229Dは準609Dの接続をとりませんが、赤湯で接続をとっています。
探してみると、なかなかおもしろいことが見つかります。今回、KASAさんにいただいたコメントで、さらにおもしろいケースを見つけることができました。ありがとうございました。
この当時の今泉駅、1986年の式灯信号ではなくて、腕木だったかな?? それでも進路は、1986年と同じだったのですね。
みなさま、コメント(下部にあります)をお待ちしております。
また、メッセージ(別窓が開きます)でもかまいません。よろしくお願いします。
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